失敗の原因は、H3ロケットの第2段にある、ニューマティックパッケージ(PNP)配下のエキサイタのトランジスタ(あるいは電界効果トランジスタ)に、SEIG(2段エンジン着火指示信号)時点で、定格電圧120Vに対してコイルのサージ電圧(逆起電圧)約190Vが印加されたこと
この現象は、電気回路設計時点でダイオードを使用してクランプするのが常識であり初歩的な知識だが、どうも何故かそれをしていない

電気回路設計に慣れている人なら、見れば分かる問題
予算が足りないから気づきませんでした、などということは有り得ない
技術力の問題