無職だけど作家目指して小説を書き始めた
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結局書けずに挫折したんだけど何もないところから何かを生み出すのって難しいんだな ああ猫の話を理想の物にしてみてはどうかという話か
俺は「理想の作品」を書き上げたいだけで猫の話の先にその「理想」があるとは思えなかった
だから処分して無かったことにしてる 今の時代、働きながらするとか相当頭悪い人がすることだから辞めた方がいいよ
普通に働いてても低賃金かつ重労働で
「働いて生活するだけが精神的にも体力的にも精一杯」って世の中なのに、
働いてその上スキルアップ活動なんかしたらマジでうつ病や生活習慣病発症からの死亡ルートだよ
バイトしながらなんか目指すってのはあくまで昭和時代の緩い仕事がバイトで出来た時代の話
バイトで正社員並みの働きが当たり前に求められる現代じゃ過労死するだけだよ 間違っても悪影響という訳ではないだろ
面白い話のアイデア思いついてもその間が肝心な訳だから >>132
じゃあ設定変えればいいじゃん
女教師は仲のいい友達でいいし猫は犬でいい
そうやって表現したかったものを書けばいいじゃん もうその話を書いた時点でその猫は単なる性格の悪いだけのやつになってしまったし今更書き直しても俺の中に出来上がってしまったそのイメージを払拭できるとは到底思えない
俺は次の猫を追い求めて別の作品を書く 設定だけ聞いて無声少女とお喋り猫のハートフルストーリーと思ったら違うのか
悲鳴もあげないからエスカレートしたイジメで致命傷おった少女の代わりに猫が悲鳴をあげてイジメっ子がようやく自分達のやってる事に気付くみたいな話かと
言わないから嫌がってないとは限らないみたいな教訓話かと >>134
要するに書いてる途中で飽きてきて、自分の作品に自信もなくなってきたってこと? >>135
俺もその通りだと思う
実質賃金が下がり続ける中で無理に働く必要なんて何もない あいあいあいあいあいあいああいあいあいあえいえいあいあいああいあいああ >>136
確かに
>>137
友達の方がいいな
惨殺も教師がやるとただのキチガイ行為だけど友達だとなんかエモい まぁでも仕事でもして時間縛られてないと絶対ダラダラすると思うよ
自分を律する強靭な精神持ってないでしょ? >>139
本編だけなら7万文字弱くらいかな
ラストシーンとか書きたいところをどんどん書いてたから途中話が飛んでるところとかはあるけど >>145
ダラダラするのも幸せだからそれで良しと思ってる
それなりに趣味はあるから毎日ゴロゴロしているというわけでもないし 3題噺っていうのやってみたら?もともとは落語家が即興で三つお題を出されて笑える話を作って話してたんだけど
小説の世界でも練習として有名
三つのお題をテーマに90分で原稿用紙3枚分のショートショートを書く
ジェネレータもあるしhttps://mayoi.tokyo/switch/switch2.html 俺、10万字の小説書いたけど、リモートワークしながらだから
働きながら小説書けないこたーない >>149
おーありがとう。こんなのあるのか
試しにやってみたら「曇、おじさん、灰皿」と出た >>150
まぁ世の中の作家さんの多くは働きながらデビュー作書いてるからね
その通りだと思う その日舞台練習があって
今日いきなり出演での打ち合わせが
明日オーディションの話が来て
今日午後からスタジオ練習があって
ぶっちゃけ夢追い人はバイトとか来ないでほしいわ
自分の夢を盾にすれば絶対穴を開けてもいいような風潮あって一緒に働く側からしたら邪魔でしかない 原稿用紙3枚分って1200文字か
短くまとめるのは大変そうだな >>150
リモートワークなんかサボってなんぼだからな
普通に仕事しつつとかなら無理だよ >>155
何も書いてある通りにやる必要はない
時間も原稿用紙も自分のやりやすいように変えるといい
続けるのが一番大事だから
でも毎回同じルールにした方が、自分がどういうところで書き詰まるのかとか、どういうシチュは筆が早いとかわかるから
そうした方がいい 試しにこれ使って毎日1作品ずつ書き上げるか
喋れる猫の話はスキルが上がってから改めて改稿してみよう 根 継母 鏡
大根を食べた継母なぜか鏡に映らなくなる
その特性を利用して遊び人の義理の息子を殺害しようと試みる
継母朝鏡の前で髪をセットしている息子の後ろに立ち包丁でグサリ
しかし鏡の中の息子死なないどころか微動だにしない
どうしたものかと下を見ると人参が一本 >>162
いやまだ作品として書き上げたものはひとつもないから投稿サイトは利用してない 投稿サイトなんて書きかけのやつをあげて
評価もらって自分の作家としての立ち位置を知りモチベ上げるものなのに >>164
上でも言ったけど自分で書いたものは本当に駄作だから他人様の目に触れさせたくない とりあえず書いてみた。これで原稿用紙1枚分くらい
曇 おじさん 灰皿
覗き穴を覗くのが僕の日課だった。
天井から伸びた双眼鏡のようなそれが、地下シェルターに住む僕と地上を繋ぐ唯一の存在なのだ。
期待と諦めがマーブル模様に混在した感情で、今日も僕は覗き穴を覗く。
最初は小さくしか見えなかった地上の様子が、覗き穴に顔を近付けるにつれて僕の視界を埋め尽くしていく。
相変わらず空は濃い灰色で覆われていた。曇っているわけでは無い。
活火山の火口からもうもうと噴き出した煙が、見える範囲を全て灰色で染め上げているのだ。
僕は山の向こうで巨大なおじさんがタバコを吸っているところを想像した。
いい加減煙たいので向こうへ行ってくださいませんか。ここは禁煙席ですよ。
思わずそう文句を言いたくなってしまう。
僕の住んでいた街が活火山の灰皿になってから早いものでもう1か月が経つ。
食料は残り僅か。 人のスレで悪いが俺も書いてみた
甜菜 記念日 鈴
鈴が鳴る。それが我が家の食事の合図だ。
呼ばれてリビングに行くと妻が先に夕食をとっている。私も無言で向かいに座り用意された夕食に手を付ける。
ここ数年、私と妻は会話というものをした覚えがない。用があれば鈴を鳴らし、用意されたメモ書きで用件を確認する。私がメモ書きにしたがって用を済ませたり、その答えを書いたりしている間も、妻は私の方を見ない。そういう関係が続いていた。
どうしてこうなったかは分からないが、私はいい加減にこの関係を終わらせたいと思っていた。
「なぁ」
数年ぶりに家の中で出した声は、やたらと響いてるように感じた。
妻が食事する手を止める。しかし顔は上げない。
私は勇気を出して聞いてみた。
「僕は君にとって何なんだ? 僕達は夫婦のはずだろ?」
妻はじっとテーブルの一点を見詰める。暫く待ってようやく、妻は目を逸らすようにしながら静かに答えた。
「……テンサイ」
私はその言葉の意味を考えた。妻の数年ぶりの言葉だ。きちんと受け止めなければならない。
テンサイ……天才?
私はハッとした。まだ私達が付き合いたての頃、まだ彼女だった妻は私と喋る事に臆していた時期があった。あくまで妻から見ての話だったが、私があまりにも天才的に見えて話しづらかったという事らしい。
つまり妻は、今でも私を天才と感じるような憧れを抱いていて、それで目も合わせられないという事なのか。
私は嬉しい反面なんだか照れ臭くなって、結局そこからまた何も話せなくなってしまった。
妻もそれ以上何か言う事はなく、いつものように二人とも無言のまま夕食を終える。
しかし私はこの日を記念日にしたいような満足感を胸に抱いていた。
「あら、それで奥様はなんて答えたの?」
「それで私、思わずテンサイって答えちゃったの」
「甜菜って、お砂糖の原料の?」
「そうそう、みんな砂糖は好きだけど、その前の甜菜は食べられないし、好きな人なんていないじゃない? 私もあの人は好きじゃないけど、あの人が稼いでくるお金は好きだから、なんだか甜菜と似てるって思っちゃったのよ」 >>166
悪くないとは思う
俺なら多分そこが地下シェルターであることはほのめかす程度で
主人公は生まれたころからそこに一人でいるから双眼鏡しか娯楽がないとかの設定にすると思う
主人公は先を疑っていなくて、食料もなくなったってどうにかなると思ってるけど読者の心にほの暗いものを残す感じ >>168
そう
巨大なおじさんのあたりからなんかちょっとノリ(?)が悪くなった感 >>169
おーめっちゃいいじゃん。ちゃんとオチもあるし >>170
ノートパソコンにくっついてるやつそのまま使ってるぞ
>>171
なるほど。勉強になる ああ憎らしい憎らしい。あの馬鹿息子が憎らしい。息子と言っても義理なんだがね。あんな男と結婚するんじゃなかったわ。
また今日もあんな奴のために飯を作って皿を洗う生活が始まるのね。
今朝の味噌汁の実はダイコンだけど代わりに鼻くそでも入れてやりたい気分よ。
「おい、飯はまだか。」
2回からドンドンという音が聞こえてくる。あれは腹の減ったサインだ。
「ええ、今すぐ。」
まさか新婚生活がここまで辛いものとは考えてもいなかった。
さて、旦那も仕事場に行ったし息子も仲間と遊びに行ったわ。
皿を洗ったら洗面台の掃除ね。
そこで気付いた。鏡に私が映らない。
まさか死んだか。頬をつねったら痛みがする。死んだのに痛覚は必要ないだろう。じゃあ生きているのか。
生きているとして何が原因だろうか。そういえばダイコンには美白効果があって透明感のある肌になるとテレビで聞いたことがある。もともと肌は白い方だ。まさか透明感がいきすぎて鏡の中で透明になったのか。
そして私は閃いた。これを使って息子を殺そう。
息子は朝毎日数十分洗面台を占拠して髪を整えている。
息子は鏡を見ているので後ろから来た私に気づかない。
この時間を使って後ろから這い寄れば華奢な私でも奴を殺せるのでは。
翌日私は決行した。あの人も会社に行ったしバレないよね。あの人も息子といえどあいつなんて大嫌いに違いないわ。
両手でしっかり包丁を握って。忍足には自信がある。
グサリと一撃。かなりの手応えはあった。いけた。そう確信したのも束の間、鏡の前にはピンピンした息子が。
そんな訳ない。あれを喰らって立っていられるなんて人間ではないわ。やっぱり私たちはダイコンの毒で死んでいたのだろうか。と思いつつ足元を見たら一本のニンジンが転がっていた。 >>176
つまり一本でもニンジンってことか。深いな >>166
このSSで一番大きい要素は、主人公の性格でも妄想癖でもなくやっぱり地下シェルターっていう設定だから、そこは引っ張った方が良かったと思う >>181
有り余る時間を創作に充てるって割と普遍的なものの考え方だからじゃないか 同じお題で書き直してみた
曇 おじさん 灰皿
僕は夢の世界に生きているのではないかと思うことがある。
「覗き穴」の向こうに広がっている景色が、僕の知っている世界のものとは全く異なっているからだ。
遥か遠くにそびえているのが山という名前なのは知っている。しかし延々と濃い煙を吐き出し、たまに火を噴き出すそれが山であるというのはにわかに信じがたい。
僕は覗き穴から顔を離して、机の上の絵本を手元に手繰り寄せた。
その絵本の中では山の動物達が楽しく笑っている。山も緑色で空は青色だ。
僕はもう一度覗き穴を覗く。一部が赤茶けてどす黒い山と、灰色の空が僕の視界を埋めた。
この世界は一体何なのだろう。絵本の中が嘘っぱちで、こちらが真実の世界なのだろうか。
その時だった。僕の思考をけたたましい怒号が中断させた。僕はびっくりしてモニターの方を見る。
そうして何度見たか分からない映画をBGM代わりに流していたことを思い出した。
画面の中では、上半身裸のおじさんが、腕や背中に描かれたカラフルな模様を誇示するように暴れているところだった。
ガラス製の灰皿で殴られたお兄さんが、頭を両手で抱えてのたうち回っている。そのうち目の曇ったお兄さんの、カラフルな両腕がだらりと地面に垂れる。僕の一番好きなシーンだ。
そういえば、と僕は思った。僕の腕や背中には画面の中にいる人達のようにカラフルな模様は描かれていない。
やはり僕は別の世界に生きているのだろうなと今更ながらに気付いた。
きっと絵本の中の緑の山や青色の空も全部違う世界を描写したものなのだろう。
僕は自分の導き出した答えに満足して再び覗き穴を覗く。
天井から垂れ下がるように伸びたその覗き穴が、唯一僕と真実の世界を繋げてくれるのだ。
色々考えたせいかいつもよりおなかが空くなと思ったタイミングで、空腹を主張するようにぐうぐうとお腹が鳴る。甘いクッキーはもうちょびっとしか残っていないから、今日はジャーキーを食べようかな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています