俺「やっぱホロライブはころさんだよなw」友達「いやぺこらだろw」
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俺「お前はわかってねーなーw」下駄箱パカ
友達「何いってんだ俺は伊藤の頃から……ん?どした?」
俺「悪い、ちょっと用事できたわ。行ってくる」
友達「おう。また明日」
俺「今どきラブレターか?」シールぺりぺり
俺「どれ」
「放課後、文芸部の部室で6時に待ってます。」 ~6時~
俺「可愛い子だったら付き合おうっと」ガラ
?「……。」
俺「……。あの、手紙くれたの君だよね?」
?「……。」
俺「……。あれ?でも制服じゃないな。私服?黄色の上着に白のワンピ……。赤のルーズソックス?」
?「……。」くるっ
俺「え」
戌神ころね「タカヒコくん。おらよーw」 俺「ええええええええええころさん!?」
戌神ころね?「なんちゃってwごめんw声真似w」
俺「は?」
戌神ころね?「ごめんごめんw」カツラひょい
俺「あ!クラスのメガネの地味な子!」指差し
久保「久保っていいますwタカヒコくんがころさん好きってよく言ってたから。驚かせてみたくてw」
俺「なんだよもーw声マジで似てたわwびびったw」
久保「wwwww」
俺「俺のためにコスプレしてくれたんだろ?ありがとう。マジ嬉しいわ。」 久保「……。」
俺「?」
久保「……実は、自分のためなんだ。この姿ならタカヒコくんにキスしてもらえるかなって思って」
俺「え」
久保「……。偽物だけどころさんだよ?ちなみにメガネ女子らしくファーストキスです」
俺「……。」
久保「駄目かな?」 俺「……。俺、軽々しくキスとかできないタイプ」
久保「知ってる。……。でもさ、私、タカヒコくんにキスしてほしくて、このコスプレに4万円使ったんだよ?」
俺「よんまん!?」がびーん
久保「うん。その金額をくんでほしいかもw」
俺「……。わかった。ならほっぺたなら」
久保「ありがとう!!……じゃあ……お願いします。」 俺「……。」
久保「……。」
俺「……。」ちゅ
久保「……。嬉しいw」
俺「……。」真っ赤
久保「よし!じゃあ着替えるかな!駅まで一緒に帰れませんか?」
俺「いいよ。じゃあ玄関で。」
久保「うん。」 ~玄関~
久保「お待たせw」
俺「メガネの地味な子になったw」
久保「www。じゃあ帰ろっか。」
俺「おうw」 ~次の日~
友達「おはよタカヒコ。昨日なんだったんだ?」
俺「ちょっとなw」
担任「席つけー。出席取るぞ」
ガヤガヤ
担任「……と、その前に、だ」
担任「久保なんだが、転校になった。」
クラスメイト「「「「え?」」」」 興味本位で入った店で全力セールスされるみたいな気分になった 俺「え?」
担任「そういうわけだから。じゃあ出席とるぞ、相澤」
女子「先生ちょっと待ってください。親の転勤とかですか?」
担任「家庭の事情だ。」
ざわざわ
俺「……。」 ~タカヒコの家~
俺「ただいまー。」
妹「お兄ちゃんおかえり。なんか速達で封筒届いてたよ。」
俺「封筒?」
妹「これ。」
俺「……。」
妹「知り合い?」
俺「ああ。ちょっと。」 ~タカヒコの部屋~
俺「……。」チョキチョキ
俺「……。」カサカサ
俺「……。」 昔船長がコラボしてた偉いんだろうおじさんみたいな感じ 「タカヒコくんがこの手紙を読んでいるということは、
私は引っ越しが終わって遠くにいます。
今までありがとう。変なことに付き合わせてごめんね。
もうバレてると思うけど、私はタカヒコくんのことが好きでした。
きっかけは校内マラソンの時、一番遅い私のことを男子が笑ってた時、
タカヒコくん笑うなって怒ってくれたよね。
それからずっと見てました。
それで、タカヒコくんがころさん好きって聞いて、コスプレしてみたの。
キスしてくれてありがとう。
忘れられない思い出になったよ。
お礼にビックリするプレゼントがあるよ。
この手紙を読んでるってことは25日だよね?
夜9時を待ってて
久保より PS.その似合わないメガネ外したほうが良いよw」 俺「……。」
俺「……。プレゼント?」
~9時~
ピンポーン
俺「」どきっ
かーちゃん「あらこんな時間に誰かしら」 かーちゃん「タカヒコ。あんたにお客さんだって。」
?「リアルでは、初めましてだねw」
俺「!?……え……。まじ!?宮助!?」
宮助「そうwちょっと声聞いただけでよくわかったねw」
俺「……え……。だって今日も公式が」
宮助「あれ収録だから。」
俺「……そ、そーか……あははwすごw」
宮助「……実は久保さんから頼まれてきたの。」
俺「え?」
宮助「メールがカバーに届いてね。好きな人のために会ってあげて欲しいって。君幸せものだねw」
俺「えへへw」
宮助「……。」 宮助「でも、彼女死んじゃうんだよ」
俺「……は?」
宮助「なんとかっていう難しい病気で、助からないんだって。」
俺「……。」
宮助「……。このままさよならしちゃうの?キスはしてあげた?」
俺「……。いえ。口には」
宮助「はぁ。駄目じゃん。男でしょ!?」
俺「……。」
宮助「このままお別れは駄目だよ。お姉さんにまかせなさい!次はしっかりやるんだよ!」
俺「……どうするんですか?手紙には遠くに引っ越すって」
宮助「ホロライブをなめてもらっちゃ困るなwおらよーw」 ~1ヶ月後~
俺「ここの病院か……。」
~ナースステーション~
俺「すみません、久保さんに面会したいのですが」
ナース「彼女はちょっと面会のほうができなくて……。」
俺「ホロライブの谷郷元昭さんからの紹介で……。」
ナース「!?……少々お待ちください。」
ナース「わかりました。特別ですからね。」
俺「ありがとうございます。」ぺこり ~病室~
ナース「久保さん、面会の方がいらしてますよ」コンコン
久保「え?誰?」
俺「よw」
久保「!? タカヒコくん!?どうしてここが!?」
俺「ころさんが探してくれたんだよ。お金いっぱい使ってくれたっぽい。」
久保「……。そっか。」
俺「ああ。」
久保「……。でも、ちょっと、この姿見られたくなかったかも……w」
俺「……。」
久保「あははwごめんwころさんのカツラ被るからちょっと待ってw」 俺「いや、必要ない」
久保「え?」
俺「あの時できなくてごめんな」ちゅ
久保「!?」
俺「……。」
久保「……。」
俺「好きになってくれてありがとう。」
久保「……。ファーストキス。もらってくれてありがとう。」にこ
おわり >>31
お前みたいなやつがいるから書くのやめられんわ 久保ちゃんが死んでタカヒコが世界を憎んで闇に堕ちるとこ書いて >>35
久保「……」フュー フュー
俺「……」手ぎゅ
久保「……タカ……ヒコ……く」フュー フュー
俺「なに?ゆっくりでいいぞ」
久保「……あ……あ……り……が……」涙ツー
ピー ピー ピー ピー ピー ピー ピー ピー ~学校~
友達「……よ、大丈夫か?」
俺「……ああ」
友達2「タカヒコwwwお前元気ね~じゃんwwwどした??」
友達「やめろ」がしっ
友達2「え?」
友達「そっとしといてやれよ。事情は言えん。」
友達2「あ、ごめん。今度またメシ食おうぜ」
俺「……」 俺「……」スマホぽちぽち
ころね「あー!今の敵くそじゃない!?ふざけんなよ!!」ピコピコ
俺「……」
ころね「いらっしゃい!他の女のところいってたでしょー!?ゆびゆびー!」
俺「……」ぽち
俺「……くだらん」 俺「……なにがヴァーチャルユーチューバーだ」ぶつぶつ
俺「……金持ちが貧乏人から搾取しやがって」ぶつぶつ
俺「……見下しやがってよ」ぶつぶつ
俺「……」
俺「久保さん」ぶわっ
俺「うわあああああああああああああああああ」 俺「……」しくしく
俺「……」ぎしっ
俺「……」
俺「……今いくから」
俺「……」ぶらーんぶらーん
俺「……」おしっこちょろちょろ
~天国~
久保「タカヒコくん、きちゃったの?」じわ
俺「どうしても会いたくて、もう人生に思い残すことなかったしな」
久保「こっちでは私、普通に髪があるし、普通に動けるんだよwほら」たったった
俺「いいじゃんw」
久保「ずっと一緒にいようね」
TRUE END 1 >>45
久保さんはこんなこと言わねえだろ
ちゃんと現世にワイを送り返すよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています