G7のサノス事務総長は今月5日、G7に韓国を加えてG8とする案を発表した。この案の意図について「現在のG7は参加国の地域的なバランスが取れておらず、アジア地域の国を追加することで地域的平等性を担保する必要がある」とした。

また、韓国が候補に挙がった理由については「韓国はあらゆる分野でリーダーシップを発揮している国の一つであり、今後の世界への影響力が増大していくことが予想でき、G7に参加する充分な資格を有している。むしろいまだに参加していないのが不思議なくらいだ」と語った

その上で「G7への参加国の追加は慎重な議論が必要だが、韓国の参加については10年以上前から議題に上がっており、現在においては1ヶ国を除いて議論の方向について一致したと考えている。例外の1ヶ国について具体的に言及することは敢えてしないが、その国については過去の意識から解放され、無意味な見栄を捨て去ることで理性的な判断を下すことができると信じている」と発言した。