剣士「私からも言わせてもらおう。さっさとここから立ち去れ」

魔法使い「あの……こんなこと言いたくないですけど……その……」

僧侶「足を引っ張ってる、って言いたいんでしょ。私も同じ気持ちよ」

踊り子「役立ずは消えるネ!この穀潰し!」

賢者「こらこら、言い過ぎだ。ま、事実だから仕方ないけど……」

格闘家「修行も真面目にしない奴が実践でなんの役に立つって言うんだ?」

村娘「はぁ~、キモイですぅ~、ほんと無理ですぅ~!」

盗賊「消えろよ。お前が消えないなら……俺が消えてやる。」

弓兵「早く出ていってよ!あんた邪魔なのよ!」

獣人「グルルゥ......オマエ、ニオウ!!イヤナニオイ!!」

騎士「弱者に居場所など必要ない」

占い師「見える、見えるぞ!お主には邪悪でどす黒い不吉の相が出ておる!」

銃士「俺の照準は、既にお前のドタマを捉えてるぜ?」

狩人「テメェ……"狩る"ぞ?」

商人「装備は全部置いてきなよ?アンタが使ったんじゃ値打ちも落ちるけどねぇ」

宿屋「オメーが使ったベッド臭うんだよ!キッチリ弁償してもらうからな!」

退魔師「はっ、祓い給え!清め給え!使い物にならない雑魚は退散せよ~っ!」

半妖「貴様の魂魄、わらわが喰らうてやろうか?」

侍「お主は弱い。それはお主自身がいちばん分かっていることでござろう」

死霊使い「キミ、屍になった方がまだ役に立つんじゃあないかい?」

神官「神ハ言ッテイル。ココニイル定メデハナイ、ト。」

精霊使い「なあ、この木偶の坊どうしたらいいかな?」

精霊「決まってるじゃない!さっさと追い出せばいいのよ!」

預言者「この本によれば、君はこの後ひとり故郷に帰り誰とも合わず細々と暮らしていく……とさ」

機械兵「アナタガワレワレノ邪魔ヲスル確率、98.9%」

淫魔「アタシ、弱い男には濡れないのよねェん⋯⋯」

将軍「敗因になり得るものはすべて摘み取る。兵法においてもっとも重要なことだ」

王様「ふぉふぉふぉ、殺してしまえばいいではないか」

魔王「弱き者はただ、土に還るのみ……」

俺「お前ら……今まで散々俺に助けて貰ったくせに……!!」