本作では冒頭のカットシーンの後、チュートリアルミッションからゲームがスタート。アーマード・コアの基本操作が示されつつ、簡単な戦闘を挟みながらミッションは進む。しかしミッションの最後、事態は急変。ミッションの途中でちらっと登場した脅威「大型武装ヘリ」が早くもボスとして現れ、プレイヤーの前に立ちはだかる。そしてこのボス、チュートリアルミッションにしてはかなり強いのである。

大型武装ヘリは広範囲を爆撃するミサイルのほか、避けるのが難しい機関銃掃射といった猛攻を容赦なく新兵に浴びせてくる。またそうした攻撃を受けるうちに、衝撃値が蓄積する新システムによってプレイヤーは「スタッガー」することになり、大ダメージの追撃を受ける場合もある。また相手はヘリということで、常に頭上に位置取られている点も戦いにくさを強めている。さらにこのボスが登場する段階では、アセンブルすることも不可能。つまりボスにあわせてパーツや武装を変えることができず、初期機体でプレイヤーの腕前のみで倒す必要があるわけだ。

SNS上ではゲーム開始早々このボスに「ボコボコにされた」といった報告が相次いでいる。チュートリアル段階ですでに強敵が登場することから、この先ストーリーをクリアできるか危ぶむプレイヤーも見られる。中でも注目したいのは、シリーズ経験者と見られるユーザーも苦戦したという報告が散見されること。約10年ぶりのシリーズ新作で前作のプレイから期間が空いたことや「スタッガー」といった新システムが盛り込まれたことも関係しているかもしれない。いずれにせよ、チュートリアルのヘリは新規プレイヤーだけでなく一部経験者も等しく苦しめている様子だ。

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