坂本センパイ(俺)……受験を目前に控える男子高校生。ワイルドだよぉ
杏奈、ユイ ……巨乳の女子高生。高校二年生。共に小学生時代、坂本の属する男子グループにイジメを受けた過去を持つ。




昼の補習授業も終わり、自習に取り掛かっていたころ。

睡眠不足だったせいか、軽く眩暈を感じ、俺は保健室で軽く休憩することにした。

俺の人生が掛かった受験は目前に迫っていて、本当はあまり時間を浪費したくなかったんだが……

睡魔には勝てず、俺は陽の落ち始めた保健室のベッドで横になった。



「あ、起きましたか?坂本センパイっ」

「……?」

目を覚ますと、そこには一年後輩の杏奈とユイがいた。

部活の途中か何かだろうか?なぜか体操着姿で、俺の顔を上から覗き込んでいる。

学内でも巨乳美少女と評判の二人だが、

実はこいつらとは、何度か同じ委員会で見知った仲ではあった。