●「子作り欲」は欲求としては本能的なものではなく、あくまで「子作り」は「性欲」の副産物として引き起こされるものである。
●避妊の知識と技術の普及で、「性欲」と「子作り」は分断された
●「性欲」とは離された現代の「子作り欲」は、物質的・社会的欲求として現れる可能性のあるものに過ぎず、ほぼすべての人間が持っている食欲・睡眠欲・性欲・排泄欲等とは全く違うものとして考えなければならない(つまり、「性欲」から切り離された純粋な「子作り欲」を全人類が自然に持つようになると考えるのは不自然であるということ)