回転寿司チェーン最大手の「スシロー」は、客が注文していないネタを回転レーンに流すサービスを、今夏をめどに再開する方針を明らかにした。

 客の迷惑行為を受けて2月から中止しており、対策を徹底した。業界の課題である食品ロスを抑えるため、「レーン限定」のネタを店内アナウンスして提供し、回転寿司が売りにしてきた「エンターテインメント性」とSDGs(持続可能な開発目標)の両立を図る。
以前から業界では、レーンに流して一定時間が過ぎた寿司は廃棄するケースが多かった。

 スシローは、売れ残りを減らすため、レーン限定のネタを店内アナウンスを通じてアピールしたい考えだ。ハマチやブリなどで脂ののり方が異なる希少部位や、余った部分を集めた軍艦などを想定している。水留社長は「レーンに流して意味のあるものだけにしたい」と強調した。

https://i.imgur.com/nOTl1FB.jpg

https://news.livedoor.com/article/detail/24288053/