三島由紀夫の尊敬するところ
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思想は実はよくわからないけど
この方の原稿用紙の文字の綺麗さには驚嘆する >>31
三島は9条改憲したかっただけで日米同盟の必要性は否定してないと思うよ >>35
三島由紀夫は思想家じゃなく小説家だろ
坂本龍一にとっての反原発が女をこますかっこいい音楽のためのアクセサリーであったように三島由紀夫にとっての愛国は女を落とせるかっこいい文学のためのどうでもいいアクセサリーだ しかしなんで大抵右翼って西洋の真似はするのにキリスト教は忌み嫌うんだろうな
そこで致命的に損してる訳だけどなんかの悪霊にでも取り憑かれてるのか?
これタブーなのか知らんけど >>6
直接人の身体を攻撃するだけが暴力じゃないからな >>40
三島を崇拝した村松剛はクリスチャンで右翼だったけどね
クリスチャンだから三島のホモ性癖まで否定しちゃったけど 三島の文章って己の弱さを見せたくない意図が凄い感じられるわ
表現で埋め尽くしてスキを無くそうとする感じ
太宰と似たような気質で+にふれたのが三島、-に振れたのが太宰だと思ってる >>40
政治思想はその国で支配的な(皮膚感覚レベルで主流になっている)宗教に逆らわない範囲で成立するものだからね
日本版の右翼思想というものを信じてそれをやろうとするとオリジナルの基礎にあるものを否定しない限りどこかで「ただの猿真似」になっちゃうのよ 三島は預言者
『不道徳教育講座』(1959年3月)
「人間の肉体は人工的なものになるでせう。
整形手術なんかは古い伝説になつて、皮膚も、臓器も、骨も、何もかも、廃品になったらすぐに取り換へられるやうになるでせう。
プラスチックの歯は全身に隈なく及ぶでせう。
人間は持つて生まれたものを、そんなに尊重しなくなるでせう。
それはどうにでも変へられるからです。」
「性」について。『忘我』(1970年8月)
「未来の映画は、すべてブルー・フィルムになるであらう。
公認されたブルー・フィルムの最上の媒体は、ヴィデオ・カセットになるであらう。
なぜならそれは映像の性的独占を可能にするからだ」 >>37
檄文読んでみなよ
自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終わるって書いてあるよ
>>39
内容には何も言わんのかい
別にモテるためのアクセサリーでも良いじゃん
的を射てれば
というか、モテたいがために民兵組織作って切腹するかね? 三島は石原慎太郎と同じド・ゴール主義者と考えるとしっくりくる
ただ市ヶ谷テロは民主主義の否定だから、人間的には石原の方がずっとまとも
反米という点では晩年の江藤淳の方がヤバかった >>51
石原を肯定的に評価する奴は
俺の中では最低最悪の糞と自動的に認定する 政治に興味がある子たちはアーティストが政治分野をネタにすると、なぜか「思想に目覚めた人がアートでそれを表現した」と逆転させて盛り上がっちゃうよね
三島由紀夫も大江健三郎も坂本龍一も太宰治のそれと同じで「面白そうだから政治厨どもの活動ごっこ遊びに混ざってみた」以上には踏み込んでない、なんなら彼らは政治厨をとことんバカにしてる側だってことに気付けよ >>52
低身長なこともホモなことも病弱だったことも出自も従軍できなかったことも全部コンプレックスだぞ 1968年10月3日早稲田大学の討論集会にて
「言論の自由というものに関する考えはもしセックスについていうならば、
恐ろしいところまで拡がっていくのではないかというふうに考えるものであります…
もしセックスの完全な自由ということが許されるとすれば、
強姦、輪姦くらいで済むならいいが、快楽殺人というものがあって、
どうしても人を殺してしまわなければ満足しない人だっているに違いない。
そういう人もセックスの権利を自由に許したならば、
快楽殺人が横行することになって、殺人も許される。
一つの社会が殺人を許し、何を許すということになれば、
どんな政治体制でも崩壊してしまう。
そうしますと、人間はこわくてしようがない。
自分がこわくなるという時点が必ず来るわけです」 >>34
三島のようなグループは対米従属を批判して自立を主張していた
反中というのも一面的な見方で基本的に民族自決を支持して中共のような自立的国家に憧れを抱いた 三島由紀夫に見掛け以上の政治性、思想性は無いって人も結構いるんだね
勉強になった >>48
俺は政治厨でも専門家でもないし、三島ほど政治厨をバカにしてるわけじゃないから政治思想にかかわる議論は尊重してお任せするよー 最期はどうせ自殺するんならカッコいいことしたいって感じだったんだろうなとは思う >>48
それも自衛隊と9条と片務的な日米安保に不満がある、ってことじゃないか
三島はキチガイだけどバカじゃないから、米軍抜きの日本が社会主義勢力に対抗できるとは考えなかったろうしな 三島由紀夫って普通に東京オリンピックとか経験してんのか
なんか最近の人だな >>56
これ言葉の選び方がエキセントリックなだけで、言ってることはまともな大人の理屈だよな
良識あるエンターテイナーって感じでほんと魅力的 >>58
憧れたとしたら中共じゃなくてフランスあたりだね
だからド・ゴール主義者なんだよ >>65
なんで三島由紀夫(作家)のスレで政治厨相手に宗教家の俺が牙を剥く必要があるんだ 演説がヘタクソだったのが残念
修辞学ちゃんとやったのかな 育児について
『わが育児論』1959年4月
「私は父親の最低限育として、三つの言葉を教へようと骨を折つた。
それは『こんにちは』『ありがたう』『ごめんなさい』の三つである…
この三つが、大人になつてもスラリと出ない人間は、社会生活の不適格者になる…
どんな面白い番組があつても、食事中はテレビを消させる…
子供たちの就寝時間は厳格に言ひ…子供のつくウソは、卑劣な、人を陥れるやうなウソを除いては、大目に見る。
子供のウソは、子供の夢と結びついてゐるからである」 >>72
三島スレをうよくさよくー!で埋めようとする荒らしに乗るわけにはいかんだろ
そういうのは相応しい場所、たとえば嫌儲や爆サイでやってくれ 自衛隊二分論だってアメリカではなく国連に戦力を預けようという発想だし >>67
だってお前、三島が政治思想を語るのは、ひろゆきが位置エネルギーを語るのと同じとまで言ったんだぞ
だから、三島の思想に稚拙なものを感じて言ってるんだろうなぁと思えば、何も語れないなんて…
本職の学者以外は黙ってろってことか?権威主義じゃん
そりゃダサいよ
しかも政治厨のレッテル貼ってくるけど、俺だって全然政治好きじゃないし >>76
ひろゆきだって位置エネルギーについて語りたかったのにあまりに稚拙だったってわけじゃなく、「位置エネルギー」という珍しい言葉を使う自分をキッズに見せたかっただけだろ 三島の頃はホモって馬鹿にして
今ではLGBTに理解ありますって振りしてる
左翼って面白いよな まあフッション切腹と言えば言える
正確には作家としての才能の枯渇とかもあって色んな切迫感があったんだろうけど
司馬遼太郎の「何の政治的リアリティもない」「芸術の範囲で死んだだけ」って表現が正しいと思う >>81
俺も、死場所が欲しかったんだろうとは思う
豊饒の海を脱稿したのが死の当日だと考えれば、才能の枯渇を恐れていたのかは知らないけど
三島も頭良いから、自分が足掻いても日本が変わる事なんて無いのはわかってるだろうし、だったら英雄的な死を選ぼうと思ったんじゃないかと
葉隠について語ってた映像もあるし、憂国とか読むと、忠死への憧れみたいなのも伝わってくる そんなんじゃねえよ
三島はクーデター計画してたんだからわかるだろ 決起演説とやらをしに行ったのに肝心要の普通科は不在で昼飯前で殺気立ってる連中に野次られまくって自殺するとかアホすぎてワロ >>82
しかし葉隠もべつに死ななくてもいい場所で死ねなんて書いてないから、要するに三島のキチガイじみた思い込みにすぎないのよね
だいたい徳川時代の鍋島藩のローカル思想をさも西洋のメメントモリやハイデガーの投企の哲学に比肩するかのように考えるのもどうかと思う
これを日本の武士像の典型かのように葉隠入門をヨーロッパ各国で翻訳出版したのは日本人として俺は恥ずかしい 三島の死後からずっと後に、大江健三郎の知的障碍のある息子が「三島由紀夫さんはこんなに背が低かったです」って
地上30cmくらいの高さを手で示して、前にテレビで見た三島の生首のことを言ってた、って話が個人的には面白かったな
大江はすげー嫌な気分になったらしいが 金ヶ崎で義弟の浅井長政に裏切られた織田信長も
三方ヶ原で武田信玄にボロ負けした徳川家康も
山崎で中国大返しから戻ってきた羽柴秀吉に負けた明智光秀も
関ヶ原で多くの重臣を失った石田三成もとりあえずその場は逃げたからな
再起を果たすために逃げるのもまた武士道 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています