中国の研究チームはこのほど、超高速輸送システム「ハイパーループ」の世界初の実用化が上海・杭州間で実現する可能性が高いとの見解を示した。上海・杭州間に全長150キロの減圧されたトンネルを建設し、磁気浮上式鉄道(Maglev)を走らせれば、時速1000キロの超高速輸送によりわずか15分での移動が可能になるという。香港の英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じた。

研究チームがいくつかの建設候補区間を検討したところ、上海・杭州間は地形が平坦なため技術的な実現可能性が高いという。人口密度が高く経済活動も盛んな2都市間が超高速輸送システムで結ばれれば、社会全体に好影響をもたらすだろう。

https://36kr.jp/231073/