ソニーが過去12年間にわたり、特許の出願文書中で競合他社を何故か「他の劣ったメーカー」と呼び続けていることが分かりました。

まず話題になったのは、ゲームから様々なエンターテイメントアプリまで様々な用途に対応する「ユニバーサルコントローラー」特許について。文書では対応機器としてPCやPlayStation製品をあげつつ、最後に「または異なる劣った製造者のホームエンタテインメントシステム」と付け加えています。

ソニーは「ホームエンタテインメントシステム」をビデオゲーム機と明確に定義しています。つまり、明確にマイクロソフトや任天堂を「他の劣ったメーカー」と呼んでいるも同然ということです。

「Inferior」 (下位 / 劣った)について、発明の形容としてはなんの意味もなく、ただ「異なる製造者」と書くべきところ、何の具体的な根拠もなく「劣った」をつけているとしか解釈のしようがありません。技術的な優劣についても全く無関係な項目です。
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