中国政府は、ことしの予算案で、国防費について、去年と比べて7.2%多い、1兆5537億人民元、日本円で30兆円余りになることを明らかにし、軍備の増強を続ける姿勢を改めて示しました。

中国政府は、5日から始まった全人代=全国人民代表大会で、ことしの予算案を明らかにしました。

このうち、国防費は去年と比べて7.2%多い、およそ1兆5537億人民元、日本円で30兆5400億円余りとなり、予算の伸び率は、去年の7.1%より増加しました。

2016年以降の伸び率は1桁となっていますが、ことしの国防費は予算案でおよそ1兆5537億人民元、日本円で30兆5400億円余りとなり、日本の新年度予算案の防衛費と比べると4.5倍ほどになっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230305/k10013998901000.html