妹「お兄ちゃんはほんとどうしようもないよね」プチッ

妹「私がいくつなのかわかってる?」ゴソゴソ

妹「制服姿見ながら興奮したとかやばいよ?」シュル……

妹「ほんと、気持ち悪い変態だよね」パサッ

妹「はい、いいよ」

妹「ブラも取ったから、直接、いいよ」

妹「こんなこと、私しかさせてくれないんだからね?」

妹「……んっ」

触れたところから微かな振動が伝わる。
一定のリズムで脈動するように、音が響く。
上気した頬、高まる熱、臨界点を越えようとしていた。

その瞬間を待ち望んでいたかのように微笑み、
胸に置かれた手を両手で包み込んだ妹は、一瞬、女の顔に見えたが、
しかし、それは男女の恋慕では収まらない親愛を表していた。
ああ、やはり彼女は妹なのだ、安堵と背徳に満ちたのは自分と妹、どちらの心か。
目の前にいるこいつは、この人に愛される私はーー

ーー妹は爆発した。