ジャングルジム火災 1審判決取り消し 簡裁での審理命じる
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220913/1000084720.html

6年前、東京・明治神宮外苑のイベント会場で展示されていたジャングルジムから
火が出て5歳の男の子が死亡した火災で重過失致死傷の罪に問われ、
日本工業大学の元大学生側は「火災が起きる可能性を予測できなかった」と無罪を主張。

1審で執行猶予のついた有罪判決を言い渡された元大学生2人について、
2審の東京高等裁判所は1審判決を取り消し、簡易裁判所で審理するよう命じました。

13日の2審の判決で東京高等裁判所の大善文男裁判長は、は火災の要因となった展示内部の投光器について、
「2人はあくまで照明用の器具だと認識していた。
わずかな注意を払えば火災の発生を予測できたと認めるのは困難と言わざるを得ない」と指摘しました。

判決を受けて亡くなった男の子の両親はコメントを出し、
「私たち遺族にとっては到底納得できない結果です。1審では時間をかけて被告らがどのように火災を予測できたか話し合われてきました。
それが2審の短い期間で否認されてしまった