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北アルプス乗鞍岳でバックカントリースキーをしていた大阪府の60代男性が道に迷い、警察などに救助されました。男性は疲れはありますが、けがはないということです。

救助されたのは、大阪府吹田市の61歳男性です。警察によりますと、男性は24日、バックカントリースキーをするために一人で乗鞍岳に入山しました。

同日午後1時45分ごろ、位ヶ原付近(標高約2500メートル)で「道に迷った」と本人から警察に救助要請がありました。約1時間後に地元の山岳遭難防止対策協会の隊員が救助し、その後、男性は1人で下山したということです。

しかし、午後9時ごろ、三本滝付近(標高約1850メートル)で再び「道に迷った」と男性の家族から警察に通報がありました。警察が男性に連絡したところ、「体力不足により、行動不能になった」と話し、救助を要請したということです。

25日早朝から警察や地元の山岳遭難防止対策協会の救助隊員が捜索にあたり、午前9時40分ごろ男性を発見、救助し、同行して下山しました。男性は疲れはあるものの、けがはないということです。