国道29号から通じる氷ノ山の登山口。高さ1メートル以上の雪が積もり、地面が見えなかった=宍粟市波賀町戸倉
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氷ノ山で遭難のグループ、4人の生存確認 家族に電話

兵庫県宍粟市の氷ノ山にキャンプに訪れた男性5人が遭難した事故で、28日午前9時前にメンバーの1人から家族に電話があり、4人の生存が確認されたことが県警宍粟署への取材で分かった。「4人で登山口を目指している」との情報もある。残る1人は山中で動けなくなったままとみられる。
捜索活動は同日午前10時ごろに再開され、県警や消防の約20人が向かった。

宍粟署によると、5人は大阪府や奈良県に住む会社員らで、25日に氷ノ山近くにグループでキャンプに行き、26日夜に帰宅する予定だったという。