北九州市は、約2年間にわたり、出張中の交通費を不正受給したとして、63歳の男性課長を、減給の懲戒処分としました。

減給1カ月(10分の1)の懲戒処分を受けたのは、北九州市役所の男性課長(63)です。

北九州市によりますと、2021年度から2年間にわたり、出張で会議など出席した際の交通費について、23回で合計1万4320円を申請し、受け取りました。

しかし、男性課長は、バスを利用せずに歩いたほか、ときには電車に乗って、不正に交通費を受け取っていたということです。

市側に、同僚から情報が寄せられたことで問題が発覚していて、市の聞き取りに対し、男性課長は「実際とは、異なる移動手段でも申請が通ると思っていた」と話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/13f234889da45b747af6d7be5c059eb3977f0806