「準首都圏」ってそろそろ将来性ヤバくね????????
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たとえば神奈川県の場合、
東海道線で東京駅から平塚駅まではほぼ一貫して住宅密集地が地続き状態の大都市環境で、平塚駅でドッと客が降りる。平塚までが東京駅から片道1時間の通勤圏だから。内陸を走る小田急なら、平塚市のすぐ真上の厚木市の本厚木駅までがそう
問題はその先、伊勢原とか小田原とかの県西部、神奈川ではありながら中央とは社会が断絶し、地域の中で生きている空間。ちなみに県東部でいえば久里浜の先の三浦市なんかもそう
いままでは首都圏の繁栄によって「おこぼれ」があったし、通勤圏がさらに拡大すればここも編入されることを見越してニュータウンを作ったりした場所もあったけど、このままいけば明らかに自立できなくなる
そういう「準首都圏」が埼玉にも千葉にも、東京都の多摩地区にもあるんだけど、やばくね? 千葉で言えば空港がある成田市とか、千葉市の外れの土気駅とか、市原市の五井駅あたりが境目
埼玉なら川越、大宮、春日部ね
そこで空間断絶が起きている
いままでは「なだらかにゆるやかにベッドタウンが薄まって気づけば遠くの田舎になっていた」けど
最近はここの空間断絶が極端になっている印象がある 確かにそこら辺からガラッと変わるな
東京の植民地じゃなくなるし >>3
その通り
たとえば高崎線をイメージしてほしいんだけど、熊谷あたりまでそれなりに市が続いているし風景をみても住宅街はあるっちゃあるでしょ
けど熊谷から都心までは1時間で通勤できない。東京駅なら「新幹線使う」のが普通だと思う。神奈川で言う小田原駅みたいな場所だから
じゃあ熊谷の人はどこに通勤しているかというと大宮でドッと降りるのよ 別に伊勢原秦野は断絶してないし新宿に一本なのは厚木とかわらないしそもそもなにがやばいのかの論述がない >>4
もっというと本厚木や平塚は二面性があるといえる
一面は「ベッドタウンの辺境部」としての「神奈川都民」の最果てというところ
もう一面は「そこを軸とする都市圏」が準首都圏に形成されているということ
すなわち秦野の人が厚木に通うとか、小田原の人が平塚に買い出しに行くという人流が起きるわけ
本厚木や平塚はベッドタウンとしてみればスカスカだが、実はそういう他地域からの後輩人口があるおかげで街があの体たらくを維持しているのだ 秦野はチャリの環境をもっと整備すればいいのに
邪険にすんじゃなくてさ 神奈川はええやろ
幕張新都心だのさいたま新都心はやべえ >>7
そうそれなのよ
青春18切符で名古屋にいったとき、平塚駅を過ぎると急に右手に高麗山が見えて、住宅地ではなく畑や林や緑が主体になってきて、家にしても日本家屋が多くなって「ザ・田舎」になっていくわけよ
そして大磯が沿線で初めての郡部だし、平塚市以遠は静岡県の富士市まで人口20万都市が1つもない
かつては小田原が20万だったが、人口減少が起きてしまった。これは「準首都圏」がゆるやかに廃れていることの証左と言える >>6
16号だったわ
16号より外でも沿線沿いはまだいい
16号の外で線路というか246や一国から外れてるところはアウト 藤沢とか平塚とかまじ死んでる
活気のなさ、高齢化が顕著 >>8
「系統分離」って知ってる?
年々直通は減ってるんだよ
昔の東海道線は沼津行きの普通が当たり前だった。2000年代後半までは静岡行きもあった
ところが今は平塚行きが目立つようになった。さらに昔はあり得なかった「平塚始発の熱海行き」も出現している。たったの5両編成だ
ベッドタウンの膨大な客を東京に運ぶための15両編成は、田舎区間では空気輸送で効率が悪いのだから当然である
そのかわり東海道線が湘南新宿ラインや上野東京ラインで東北本線とつながるようになっただろ?
何もない田舎を走るよりは、ベッドタウンと都心だけを直通して結んだ方が効率いいわけよ
いまに全列車が平塚始発大宮行きになるだろうね 内陸の方はまとから死んでるけど
海側も横浜駅より南側はゴーストタウンみたいなとこが増えてきた >>14
平塚そのものの都市力が薄れているということだな
田舎県で考えればわかる、山形県は県都で最大都市の山形市の繁栄で全体が過疎地でも成り立ってたが、最近は山形市も人が減っている
平塚も「西湘県の県都」だったが、県全土の凋落でその中核機能が薄れている
しかし都心通勤圏ではあるので、見かけ上の都市規模は変わらない。つまり1つの空間の中に2つのレイヤーが重なっている >>16
横須賀市が急激に人口減って相模原に抜かれたのもそうだと思う
傾斜地で住みづらいというのもあるが、「三浦半島」全体の没落で三浦の中心都市としての中核機能が弱っているのもあると思う
平塚は日産車体、横須賀は造船業が下火になってそこに経済軸がある都市として立てなくなってる。もともと軸のなかった海老名市や茅ケ崎市みたいなただのベッドタウンの方が勢いがある 正直神奈川はやっぱりマシなんだよ
千葉や埼玉の東京に隣接してないところ他はマジで終わってる
道は広いのに交通量少ないかクソ道が荒れてる
あの光景は神奈川にはまだない >>13
それは間違いだな
なぜなら16号は相模原市の真ん中を走っているが、16号の外側でも相模原は繁栄している
相模原市内で本当にヤバいのは緑区の旧郡部(城山とか津久井とか湖がある山間部)だよ。俺がここで論じているのはそこの話
逆に埼玉や千葉では16号の内陸でもキてる場所が多い。特に千葉の内房 >>19
茅ヶ崎にはTOTO、SONY、日本真空があった
今は知らん
SONYは辻堂かもしれんが >>20
1つ思うのはやっぱり鉄道交通が強いことだと思う
東海道線も小田急も末端ほど系統分離している(小田急とて箱根湯本行きの普通とかもうないでしょ?)
しかしながら、大雄山線とか、埼玉や千葉なら廃線になってそうな弱小私鉄が小田原にはあったりするのよ
埼玉は面積が広大ゆえに関東平野を突っ切る4国みたいなバイパスを増やしまくって車社会になった結果東武沿線がとくにやばくなってる。路線バスも死んでいる
神奈川県はやはり県土が狭く過密で、土地の制約上、国道1号線も平塚を過ぎると2車線対面になるし246なんて本厚木の先は6車線から一気に2車線になる。田舎ほど車社会になるのに、田舎ほど道が狭くなるのよ
新東名の整備も遅れているだろ。これが「奏功」して、駅と街を中心にした軸が辛うじて機能していると思う >>22
辻堂はカントクだろ
あとお前詳しいと思うけど、神奈川県西部の研究所とかどんどん閉じているだろ
「未病バレー」も、もとは保険会社の本社だったビルを居ぬきしたものだ
南足柄とか開成とか大井松田とか、あのへんは企業が盛んで、ただのベッドタウンより行政の税収がよくて地方交付税もらってなかったんだけど
こういうところで準首都圏の撤退が始まっていると思うのよ 東京だってそう。かなり広い目で見ると高尾あたりが境目だけども
あきる野や青梅方面のローカル線沿線が本当にダメな感じで、都心直通電車も廃止の流れだし
そうした多摩西部の弱体化によって八王子市そのものの求心力が失われている。まだベッドタウンなので保っているけど、八王子駅前はスカスカになっている
10万都市の立川に抜かれている 八王子と立川の明暗は人口20万都市の本厚木より、10万都市の海老名が抜きんでたのに似ている
より都心に近い側で、なおかつ3路線乗り入れでベッドタウン同士のアクセスがよいからだろうね 都や県という広い括りであれば首都圏と言っても過言ではないし、テレビキー局も映るんだけども
実態としては首都圏と空間断絶している準首都圏というのがあるのよ
準首都圏と首都圏は完全に分離しておらず、平塚、厚木、八王子、川越、春日部、成田、市原のような都市がその領域同士が重複するバッファゾーンになっている さっき相模原市緑区の話したけど
政令指定都市だろうとも危うくなってるという点ではさいたま市の外れ(後期に合併した範囲)はそうかも 東北本線の古河行きなんて昔はなかったでしょう
その昔は上野からの中電は黒磯までが普通だったが、栃木県がガラガラすぎるから県南の小金井に行くのも仕方ないので古河どまりにしたんだろう
それでも利根川わたってるだけマシで、そのうち大宮止めになるだろうね 土浦が必死につくばエクスプレスを伸ばしたがる理由もわかる
このままいけば「準首都圏として死ぬ」未来しかないだろうから
ヤンキーすら集まらなくなるよ。人がいなくなるんだ >>5
これは他県もしかりで、外房線や内房線、総武本線の沿線から千葉市、千葉駅に通う人もいる
東京駅は2時間かかっても、県都で政令指定都市で最大都市の千葉市なら1時間で、企業も色々あるというのもあったから
だが最近はそういう各路線も系統分離で短編成かつ減便が当たり前で、千葉市の通勤需要も減っているということ
千葉市自体がパワーを失っているともいえる さっき山形県の話をしたけど、
となりの秋田でも、秋田県はだめだけど秋田市だけは人口が増えて経済に活気があるという時代が平成以降もはじめの20年くらいはあった
岩手県なら盛岡もそうだろう
しかし、平成半ばあたりから秋田市も盛岡市も人口が減少し、県全土からの求心力が低下している。さらに秋田市や盛岡市出身の若者が仙台に出る流れになってしまっているだろう
結果盛岡市は30万を割れ、とうとういまになって秋田市も30万を割り込んだ
同時期に「準首都圏」の低迷と衰退が同じように起きている
つまり東北のように、八王子を県都ととらえる多摩西部民、厚木や平塚を県都とみなす神奈川県西民、横須賀に集まる三浦の人
川越、大宮、春日部、成田、千葉、市原・・・同じことが起きているんだよな ちょっとややこしい話になるけど
つくばエクスプレスの開業により首都圏の「北端」が延長され、明確につくばでぶった切ったことで
茨城県では県南、県北で首都圏と地方の境目がキッパリ割れているのよ
けど東京神奈川埼玉千葉はそうはいかないの
八王子とか、もともと街道筋の主要都市で養蚕業で戦前から街が立派だったこともあるけど
蚕つながりの高崎線沿線とかも熊谷までベッドタウンの先にも街が続いていたりして、境目があいまいなわけ
俺はその準首都圏がヤバいと思うの 青春18切符で名古屋まで行ったとき「平塚を抜けたら首都圏を出た」体感があった。俺今旅しているって気になった
けどその後の静岡県や愛知県の風景を目に焼き付けて、散々味わって馴染んで、帰りの上り列車に乗った時は
田んぼや茶畑の合間に都市があり、また農地がある連続する風景が既定路線みたいになっちゃって
そういう「東海地域の地方都市」の連続のサイクルの中に小田原があり(コロナワールドもあるし)、さらには平塚があるように感じたの
はっとしたのよ
西からのぼって来る平塚の風景は、富士だの沼津だの、静岡や浜松、豊橋みたいな「東海型の地方都市」そのものだなと
高麗山を過ぎた先に人割と広がる市街地の輪郭が東海のそれそのものだった 埼玉県北のことを茶化すように「南東北」と呼ぶ人が大勢いる理由がやっとわかった
準首都圏って、その先に続く地方のゲニウスロキが生きて伝播しているわけよ
その点では平塚は東海だわ 親の出身が南東北だからわかるけど
中央と東北の境目として白河の関はあいまいなんだよ。デカイ峠があるわけでもないし。白河なんて黒磯(あるいは那須高原)のコピペの北関東のミニ都市にしかみえない。実際同一の地域圏だし
それより浦和料金所を越えて防音壁を取っ払って広大な田んぼ地帯に切り替わる時の空間転換の印象の方が大きい
東名高速なら厚木インターもずっと防音壁だが 終わってんのは首都圏だよ
何あの人の多さ パンクしそうだよ
適正な人口密度が準首都圏にはあんの 大企業の本社や霞ヶ関の省庁を平塚市や八王子市や春日部市や市原市にランダムに移転させたら
都心はひどい過密がなくなるし、首都圏は適切化され、準首都圏は格上げされるし
伊豆や大月に別荘みたいな家を買って平塚八王子まで1時間通うみたいなライフスタイルでQOL爆上げしながら山梨県や静岡市も潤う >>44
通勤ラッシュは全線に分散されるし
都心からゆったり下り通勤という選択肢も生まれる >>24
まあ第一生命のデータセンターはなんでわざわざ国府津松田断層のそばに建てたんだってずっと思ってたから今流行りの印西に移転したのはちょっと毛色が違うかも >>23
R1のバイパスは片側2車線の西湘バイパスなんだけど横浜新道とかと違ってR1ではない別の道路って感じがするのは何でなんだろう
新湘南から来ないと自然に入れないからか >>25
八王子は元々生糸の中継点で呉服の町として発展したからお蚕さんが衰退して鉄道貨物も死んだときに拠点性が失われたね
地裁支部が八王子から立川に移転したときが多摩県の県都移転だと思う >>31
土浦は東京からの距離は余り変わらないライバルが発展しちゃったから少し違う
八王子と立川、よりも土浦とつくばの方が近いよな
土浦が真に県南の中心として終わるのは土浦一高への進学者が土浦市内+α程度になってしまったときだと思う
もうなってる? >>21
R16のような環状路線で大まかに区切るのは有用だけど違ってくるとこもあるよね
一般に環状路線は山手線に代表されるように建設時の(連続的な)市街地のすぐ外側に建設される
これは建設の効果を考えると市街地に近く路線延長を短くした方が良いのに対して、費用は市街地に近づくと増えるというバランスでそうなる
つまり建設時の市街化範囲の痕跡といえる
ただし例外として市街化が同心円状でなく顕著に歪んでいる場合、その形に合わせて敷くと環状路線としての利便性も遠回りで不便になるし、建設費も距離が長くなる分増えるのが無視できなくなるので、そういう突出部は河川や既存の道路の上下とか山をぶち抜くとかすることになるからそこは例外として見る必要がある
首都圏なら戦前から高度成長期までは横浜が六大都市として特別扱いされるような都市だったので、京浜工業地帯が形成されてから建設された環状路線の京浜方面は機械的に環状路線の名称どおりにたどるとおかしなことになる 一応住んでたから言うけど千葉の市原とか沿岸地域は首都圏って性質よりはただの工業地帯だからベッドタウンとは性質が違うよ
まあそのせいでクソ渋滞しまくってるし普通に人口も減ってるオワコン都市だが ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています