神奈川県大井町の東名高速で2017年、あおり運転で一家4人が乗った車を停車させて後続車を追突させたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などに問われた石橋和歩(かずほ)被告(32)に対する差し戻し控訴審の判決で、東京高裁は26日、懲役18年とした差し戻し後の1審・横浜地裁判決(22年6月)を支持し、被告側の控訴を棄却した。

黒いスーツで入廷した石橋被告は、首を傾け、腕を組みながら、約1時間に及んだ判決の言い渡しを聞いた。最後に裁判官に向かって「俺が出るまで待っておけよ」と述べ、そのまま退廷した。

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