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「田舎は貧しいのだから都会が養うべき」というのは大間違い!田舎の長寿、治安…全部嘘だらけだった
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2023/09/16(土) 08:36:43.399ID:88OdFXVC0
「田舎は貧しいのだから都会が養うべき」という発想がある。
実際に地方交付税と呼ばれるシステムが存在し、都会の自治体が払うだけ払い、田舎の自治体はそれをアテにしてハコモノ建設などを行っている。簡単に言えば都会人の税金が、田舎の自治体の財源の主要な要素を占めている構図がある。

だが実際には田舎は貧しくない。2021年度の都道府県別「経済的な豊かさ」ランキングで東京は何とワーストの47位。首位は三重県で、以下富山県、山形県、茨城県、福井県と続く。ちなみに支出を抜きに下単純な可処分所得だけの数値を見ても、東京より富山・福井の方が世帯所得は多い。

ちなみに市区町村別の平均年収ランキングを見ても田舎が貧しいとは言えない。日本で一番の東京都港区で平均約1500万。これはまあなんとなく想像がつくだろう。問題はその次で実は2位は山口県の周防大島町で1200万円となる。3位は千代田区、4位、5位が渋谷区・中央区と東京都心4区の中で田舎の自治体が入っている。北海道からは6位に猿払村、12位に安平町が入っているほか、15位の山梨県忍野村は17位の神奈川県鎌倉市よりも高い。田舎の町・村レベルの方が、東京や神奈川の首都圏のセレブ地域よりも平均してはるかに裕福というわけである。

この事実を考慮しても「田舎は貧しいのだから都会が養うべき」といえるだろうか。事実、田舎に行けば人口実態に見合わない立派な新しい公共施設や広すぎる道路があちこちにあり、過密化した都会ほど人が増える前の昭和の時代に建設した狭くて古い施設や道路で不便を強いられている。都会の人が地元に収める税金は、その人が住み働く都会のインフラを拡大更新するために使うことが筋だが、日本ではそうしたことがないがしろにされた結果「地方貴族」が横行しているというのが実態なのだ。

こうした「田舎の誤解」をすべて検証していく。
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2023/09/16(土) 08:37:11.466ID:9b4XkL2hp
長すぎんだよタコ
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2023/09/16(土) 08:54:16.635ID:88OdFXVC0
また、よくある田舎の誤解が「田舎は伝統的な食生活をしているので長生きだ」というものだ。これは田舎の長所をPRする場面で「食生活が現代化した都会は不健康だ」という物言いとセットで伝えられる。

2020年の市区町村別平均寿命の首位は男女とも川崎市麻生区だ。男性の場合、2位は横浜市青葉区、6位が鎌倉市、7位に横浜市都筑区と神奈川県勢が目立ち、東京からは14,15位に世田谷区と武蔵野市がランクインしている。女性においても6位、7位が同区市であり、青葉区は13位、都筑区は16位と高い。
一方で男女とも最下位は大阪市西成区でこれは納得だが、問題はその次だ。男性のワースト20位の自治体のうち14は青森県の市町村だ。女性においてもワースト2位は青森県今別町、次いで大鰐町、むつ市と青森勢が続き、さらには高知県三原村、北海道別海町と後に続いている。女性の短命自治体は青森、高知、北海道、静岡、山形、茨城と田舎県ばかりだ。

都会で貧民街の西成がひどいのはわかるとして、なぜ青森か。それは青森県の食事が伝統的に塩分や糖分を取りすぎなことが理由としてあげられる。東北や北海道の自治体が目立つ理由も同じである。
以前テレビCMで「都会の食事は塩分・糖分が多すぎる」と田舎の人が指摘するものがあったが、現実は逆なのだ。東京や神奈川、首都圏の方がよほどヘルシーで、伝統的な郷土料理こそジャンクなのである。

また青森県はインスタントラーメン消費量が日本一でもある。田舎はジャンクフードを食べないと思いきや、これも実は逆で東京都は46位でビリから2番めだ。
ちなみに青森県は肥満が多い県でもある。テレビ視聴時間も日本で2番目に長く、ジャンクフードを食べてゴロゴロ過ごす不健康な人が多い。
田舎ほど「野外で体を動かしている」イメージがあるが、東京や神奈川の方がむしろスポーツなどが盛んなので、健康的なのである。
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2023/09/16(土) 08:55:07.584ID:W//wd/zEa
長いけど正論なんだよなあ
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2023/09/16(土) 09:06:11.665ID:88OdFXVC0
それから治安に関しても誤解がある。田舎の人は純粋で悪さをしないというイメージがあるが、ほんとうにそうなのか。
「全国・全地域の犯罪発生率ランキング」を見れば1位は大阪市中央区、2位は東京都千代田区と確かに都会の人口が多い区ほど犯罪率も高い。
しかしデータを読み解くと別の事実に気づく。6位は愛知県飛鳥村、9位は長野県栄村、16位は鳥取県日吉津村となり、281位の「東京都」よりも田舎の村のほうが高くなる。
人口が多く、犯罪も集まるような都会の都心や貧民街にあたる区が治安が悪いことはともかく、実際には首都圏で多くの人が住むような主要な区・市よりも、地方の市町村の方が比率的には犯罪が多いという現実は確かに存在している。

だが、ちょっと想像すれば気づくことだ。例えば子どもの安全の問題で、帰宅中の児童の連れ去りが起きるのは常に田舎だ。中学でいじめ自殺が起きるのも地方都市が多い。
いわゆる「マイルドヤンキー」は田舎ほど目立ち、成人式も田舎ほど荒れる。岡山などでは中学の卒業式でさえ市中に不良青年が集まるので護送車が出動するほどだという。
高齢者は高齢者で、オニギリの中に1万円をねじこむ金権腐敗選挙のような昭和の時代から引きずった村社会の荒廃が顕著である。いまだ村八分だって存在する。これがタチが悪いのは、権力と結託した共同体ほど犯罪事実自体が事件化もせずもみ消されている可能性が高く、治安ランキング以上に現実の田舎は恐怖の犯罪だらけと考えた方がいい。
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