だが、今回の映画はこれまでのシリーズと比べても、かなりシリアスで社会的なテーマを扱っている。

特に、非理谷充というキャラクターだ。幼少期はネグレクトにあい、両親は離婚、ティッシュ配りのバイトに苦労し、推しのアイドルは一般人と結婚。さらには暴行犯に間違われて警察に追われ……。世間への恨みを募らせ、悪の力を使い世界の破滅を狙う。このようなキャラクターに対して、しんのすけは鮮やかに対応する。だが、現実にいる「非理谷充」をどうすれば救済できるのかという問題は、非常に重いテーマとして観賞後も心に残る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1a9017fbb307c12ceaa62f39c25cb9d2390f370?page=2
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