高校の時に大恋愛をしたがけっきょくむくわれなかった話
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読んでくれてた人いたかな?
書くの遅くて落ちちゃった リオンに
「朝から咳してたし気持ち悪そうだけど大丈夫?」
って言われワイは(心配してくれるなんて優しい)なんて思いながら
「あぁ…うん…」って返事した、少しは楽になったけど話すのもけっこうしんどかった
呼吸音も喘息特有の『ヒューッ…ヒューッ…』って感じやった 「先生呼んでこよっか?」
って言われたが、前述の通りマッマに連絡されたくなかったので
「いや…大丈夫…」
って断った
リオンはめちゃくちゃ困った顔をしてた
ちょっと悩んだ後にリオンは言った
「じゃあ一緒に帰る?」
ワイは元気になった >>52
小児喘息持ちだったからね、大人になった今はバリバリの現場仕事のヤニカスです 元気になった言うても気持ちの話で体は限界やった
家までは小学生の足で歩いて15分ぐらいの距離だったがその15分がめちゃくちゃしんどい、フルマラソン並にしんどい
でも馬鹿な小学生ワイは「女の子と一緒に帰れる」ってだけで無謀にもフルマラソンに挑戦しようとしていた 結果は目に見えてたがワイは学校を出て5分で限界を迎えた
リオンは傘忘れたワイと相合傘してくれたがフルマラソンしてるワイにはそれささないで杖として貸してくれって気持ちだった
さすがにこれ以上心配をかける訳にはいかないと思ったワイは
「先帰って…」
って言った
リオンは少し悩んだ後に肩をかしてくれた
ワイは惚れた 小学校高学年って女の子の方が身長高いし体も大きいから男の中でもチビの部類だったワイは肩を貸してもらってるってよりかは引っ張ってもらうみたいな感じで帰って行った記憶がある笑
「男として情けない気持ち」もあったけど「こんな優しくしてくれる子いない…好き…」って死にかけながら思ってた ぐったりしたワイをリオンは傘をさしてると肩を貸せないので雨に濡れながら一生懸命ワイの家まで送ってくれた(引っ張ってた)
さすがのマッマもワイの様子を見てめちゃくちゃ反省してた
リオンの事はマッマが車で送って行った
リオンの家はワイが当時住んでた団地とは反対の別の地区だった >>50
25の時にメアド残ってたから送って今だよ
ezwebってダサいメアドのままだった そこから俺はめちゃくちゃリオンと仲良くなった
マッマも俺には元々女友達がいなかったのもあってリオンの事はめっちゃ気に入って俺ん家に何回かご飯食べにきた時もあった
リオンの家も親の仕事が忙しいシングル家庭で一人っ子だったからリオンの家とは家族ぐるみの付き合いになった まぁそんな感じでリオンとは仲良くなって、俺はめちゃくちゃ片思いしてた
そんな時に俺ん家は貧乏だったから旅行とかあんまり行かなかったんだけど親戚のおじさんが競馬で大勝ちしただかでディズニーランドに連れていってくれた
マッマが「これリオンちゃんにあげなよ笑」ってからかいながらペアのミッキーとミニーのキーホルダーを買ってくれた
恥ずかしかったが嬉しかった >>63
うちの学校は団地の近くだったからシングル家庭は全然珍しくなかったぞ笑、3分の1はシングル ワイはそのキーホルダーを恥ずかしくてなかなかあげれずいつあげようか、いつあげようかって思ってた
ちょうどそん時担任の女の先生が妊娠して2人で手作りの安産祈願のお守りを作ってあげようってなって2人で材料を買いにちょっと街中に行こうって話になった
そん時渡そうと思った もう10年以上前だからあんまり覚えてないけど材料買い終わってゲームコーナーで太鼓の達人やったりプリクラ撮ったりした思い出がある
そん時にゲームコーナーに男友達集団がいた
「ワイくんとリオンちゃんって付き合ってんの?笑」
ってめっちゃからかわれて思春期入りかけのワイは恥ずかしくて
「そんなんじゃねえ!」ってキレ散らかした
リオンも顔真っ赤にしてたけどなんかちょっと悲しそうな顔をしてた気がする けっきょくその日ワイは恥ずかしくてキーホルダーを渡す事は出来なかった、捨てた覚えは無いから多分実家の押し入れのどこかに今でもあると思う 買い物をしに行った日は日曜日だったから次の日学校に行くと男友達から質問攻めにされた
「付き合ってんの?」「チューした?」「エロい事したん?」等々
元々気が強いタイプではなかったから言い返す事も出来んかった
ワイと一緒に質問攻めされてたリオンは泣きはじめちゃって他の女の子達に慰められてた
あん時にワイがちゃんと言い返す事ができてればと今思う
そっから小学校卒業まではリオンとはよそよそしい感じになってしまった >>69
まぁワイの地元あんまり治安よくないからそういう家庭環境のやつは多い笑 これで小学生の時の馴れ初めは終わりなんだけど見てるやついねえよなぁ 中学に入ってから1年目はリオンとは別のクラスになった
ワイはテニス部に入って、リオンはバレー部に入った
クラスも別になったのもあって話をする機会も減ったがワイはまだリオンのことが好きやった まぁ好きだったけど思春期真っ盛りのワイは話しかけることも出来ず、勉強もそこそこ喘息も体が大人になってきてからは落ち着いて来たのでテニスもそこそこに平凡な中学生活を送っていて一学期が終わった 夏休みに入って地元の夏祭りがあった
夏祭り言うても近くの小さい神社の本当にその地区のやつしか来ない出店が20店舗ぐらいしか来ない小さい祭りね
マッマとリオンマッマが気を利かせて「一緒に行ってきなさい」ってデートをセッティングしてくれた
ワイは「余計な事しやがって…」って悪態をついたがめちゃくちゃ嬉しかった 夏祭り当日
ワイは告白しようと考えた
リオンの家に迎えに行ったらリオンは浴衣を着てた
めちゃくちゃかわいかった
転校してきた時は「普通の子」って感じだったけど中学生になって大人びたリオンはワイの中学の中でも惚れてたワイの贔屓目抜きにしても学年でTOP5ぐらいに可愛かったと思う あんまり遅い時間に行くとまたクラスメイトが来はじめてからかわれると思ったワイとリオンは夜じゃなくて3時頃の少し早い時間に祭りにむかった
中学に上がってからはろくな会話もしてなかったがいざ2人になると普通に話せた
「部活が〜」とか「期末テストが〜」とか「夏休みの宿題が〜」とか他愛もない会話だったけど小学生の時に戻れたようでめちゃくちゃ嬉しかった 話をしてるうちに祭会場の神社に着いた
早い時間なら友達もいないだろうと思ったが娯楽の少ない田舎だったから友達達ももう来てた
案の定からかわれた、最悪だった
告白なんてどうでも良くなった
恥ずかし過ぎて出店もろくにまわらずそんまま帰った
もうちょいワイに漢気があれば堂々とリオンと楽しく夏祭り楽しめて告白する事も出来たかもしれん
思春期のワイにはそれができんかった 夏休み明けワイはグレた
舐められたくないと思った
いわゆる夏休みデビューってやつやな
髪の毛を整髪料でガチガチにしてこめかみの部分には昔のEXILEのATSUSHIみたいに剃りこみを入れた
思い出すとイキリ中坊過ぎて恥ずかしい 元々ワイは団地住みやったからヤンキーの友達や先輩が多くてそんな感じのとつるむようになった
リオンはそんなワイを見て話しかけなくなった
ワイももう話さないようにしようってなった
まだ俺は好きだったけど思春期のワイには友達にからかわれるのがどうしても耐えられなかった
そんなこんなで1年生が終わった 2年生になってリオンと一緒のクラスになった
まだ好きだったワイは内心嬉しかったがイキリ中坊になってたので表には出さなかった
イキリ中坊にはなってたけど根は真面目だったから学校にはちゃんと行ってた
だけどリオンは学校に来なくなってた ワイがイキリ中坊になってしばらくしてからリオンが学校にあんまり来なくなったのはワイもマッマ伝いに聞いてたし学校であんま見かけないとは思ってた
内心めちゃくちゃ心配はしてたがイキリ中坊のワイは「リオン?どうでもいいわ」みたいな感じで突っ張ってた リオンが学校に来なくなった理由はリオンマッマの再婚だった
これはマッマから聞いた
中学生っていう多感な時期に親が再婚してそれを受け入れられず精神的に不安定になってしまったらしい
ワイがいた所でなにも変わらなかったかもしれないがワイがグレずに堂々として相談相手になってあげればと後悔した だからと言って中学生のワイではどうする事も出来ず、悶々とする日々が続いた リオンが不登校になってから2ヶ月ぐらいして、リオンは保健室登校するようになった
ワイは嬉しかった、「立ち直れたんだな」って思ってた
でもリオンの手首には包帯が巻いてあった
彼女は自傷行為をするようになってた 「ワイ君、おはよう」
久しぶりに教室に来てワイに話しかけてきた
「お、おう」
話しかけてくれたのは嬉しかったが彼女の腕の包帯とやつれた彼女の顔を見てワイはめちゃくちゃ悲しかった
他のクラスメイトも彼女の腕の包帯を見て明らかにドン引きしてる雰囲気だった 彼女は完全にクラスから孤立してしまった
みんな腫物を扱うかのように彼女と接してた
だからと言ってワイも不良仲間の目があるので舐められたくないと彼女に優しく接する事が出来なかった
小学生の時に優しくしてもらったのに周りの目を気にして今思うと男として最低だったと思う
グレるのがかっこいいんじゃないだぞと過去の俺に言ってやりたい 彼女が孤立していく中ワイは心配しつつもそんな自分を変えられないまま中学2年生は終わった 中学校3年になって悪い先輩達も卒業してワイもちょっと落ち着いてEXILEのATSUSHI風剃りこみは辞めた
修学旅行シーズンになった
5人一班で仲良しグループで回る
ワイは不良友達と修学旅行を回ることになった
リオンはクラスから孤立してたけど優男のザキと呼ばれてたヤツが自分の班にいれてあげてた 修学旅行は江ノ島、横浜中華街、ディズニーの関東王道コース
ワイはワイで友達と楽しく回ってた
リオンは修学旅行来ないかと思ってたけどちゃんと来てた ディズニーランドで遊んでる時リオンの班を見かけた
リオンとザッキ達が楽しそうに笑って遊んでた
久しぶりにリオンの笑った顔を見た気がした
ワイみたいなヤンキーよりリオンにはザッキみたいな優男の方がお似合いだなって思った
女々しい話めっちゃ落ち込んだしザッキにめっちゃ嫉妬した 修学旅行が終わってからリオンは休みがちではあるけどちゃんと学校に来るようになった
腕の傷も減っていった
リオンはザッキと仲良くなってた >>100
ちゃんと書き溜めてからやるわ
ちゃんとスレ立てた時ないけどめっちゃ時間かかるな書き込むのって
梅雨の時期になると思い出すから誰かに聞いて欲しいんだよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています