【小説】三題噺を書きたい!二日目【ワナビ】
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昨日に引き続き適当に短編で三題噺書こうと思うのでお題をください
お題足りなかったら安価下するか足りない分再指定するかは気分で決めます
>>3 お題①
>>4 お題②
>>5 お題③
前々スレ
三題噺を書きたい
https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1683257585/
前スレ
【小説】三題噺を書きたいって言ってもスレ落ちちゃったじゃねぇか!【ワナビ】
https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1683262079/ とりあえずスレが死なないように適当にレスしていきます お題① 『肛門』
お題② 『睾丸』
お題③ 『蝿』 前スレでも自分以外の方も書いてくださっていたので、他にも書きたい方がいたら是非書いていってくれると嬉しいです 前スレ小説まとめ
>>34 120字
>>42 肛門からクリームソーダを出すロボット
>>102-103 前スレ主様作
>>122-130 自分作 気が向いたら前スレの小説達も読んでもらえればと思います タイトル「一生」
お題「肛門」「睾丸」「蠅」
先程まで温かいところにいた筈なのだが、今はやけに寒く感じる。身体に纏わりつく粘液が外気に熱を奪われどんどんと冷めていくのがわかる。目の前に横たわっているのが母だろうか。母の周りには得体の知れない生物いる。その生物達は母を取り囲みお腹のあたりを弄っている。一体何をしているのだろうか。
母のお腹を弄っていた生物の一体がこちらに得体の知れない液体を持って近づいてくる。なにやら筒状の物に液体が入っているようだが、その生物は筒の先端を私の口に押し込んだ。その筒の先端は柔らかく、液体が私の口に流れ込んでくる。温かく甘い。私が筒の先端に吸い付けば吸い付くほど液体は私の口に流れ込んできて、それを私は腹の中へ収めていく。私がお腹一杯になるまで液体を堪能すると得体の知れない生物は満足そうに去っていった。 >>15
それから暫くは母と二人の生活だった。付近の部屋では母と同じ年頃の女性が一人で居たり、あるいは私の様な子供と母親の二人が暮らしていたりした。狭い部屋の中で私は沢山のことを母から教わった。母のお腹から私のご飯となる乳が出ること。私が謎の生物に飲まされたのもそれだと言うこと。謎の生物は私達に毎日決まった時間にご飯をくれるということ。時々私達の部屋を掃除してくれること。
母は女で、私は男と言う性別だと言うこと。母の後姿を見れば肛門のすぐ近くに女性器と呼ばれるものがあるが、私にはこの女性器と言うのはついていないらしい。その代わり睾丸と言うものが付いているとのことだった。
私は母と二人の暮らしの中ですくすくと成長していった。乳だけでなく謎の生物が運んでくるご飯も少しずつ食べられるようになった。
謎の生物はこちらに対して敵意は無いらしい。ただ時折何がしたいのかわからない時がある。謎の生物は普段はご飯を運んだり、掃除をするくらいだが、偶に母の肛門や女性器を弄りに来る。そんなことをして何になるのかはわからないが、母が言うには不愉快だが私達が生きていく上では仕様がないとのことだった。 誰か昨日みたいに他の人も書いてくれると嬉しいのだけれど >>17
ある日謎の生物に取り押さえられた。顔を縄で縛られ声も上げられないまま部屋の隅に追いやられた。暴れる私を謎の生物達が抑え込み、母の方に目を向ければ母は悲しそうな顔をして座り込んでいた。
不意にお尻のあたりがやけに熱く、痛くなった。どうやら謎の生物達に何かされたらしい。私には母の様な女性器などついていないのに。
しばらくお尻周辺を弄ばれた後、今度は耳に刺す様な痛みが走った。そう言えば母は両耳に耳飾りをしているが、私はどうしてしていないのだろうと思ったことがあった。これがその耳飾りなのだろうか。私は今まで謎の生物達を得体が知れないが、私達を害することは無いと信頼していたのに、酷く裏切られた気分だった。 >>26
あの日以来、謎の生物達に乱暴にされることは無かった。謎の生物達はあれだけのことをしておきながら何食わぬ顔でご飯を運び続け、時折部屋の掃除をしに来るのであった。そうして偶に思い出したかのように母親の肛門と女性器を弄っていくのであった。
随分と気温が高くなった。ただ過ごしているだけで汗ばんでくるのがわかる。母が言うには今は夏と言う季節らしい。私達の部屋には水飲み場と塩と言うしょっぱい固形物が備え付けられている。母の真似をしながら塩を舐め、水を飲むと何かが満たされるような感覚になった。今まで水を飲んでこんなに美味しいと思うことは無かった。
水と塩が美味しいと言うことの他にもう一つ変化があった。私達よりも、謎の生物よりもうんと小さい生き物が私達の周りを飛び回るようになった。厳密に言えば夏になる前から何かいるなと思っていたのだが、夏になるとその生き物たちは私達の身体に針を突き刺し、血を吸うようになった。
この生き物は蠅と言うらしい。私はこの蠅がとにかく嫌いだった。チクチクと刺す痛みが走る度、謎の生物に虐げられたあの日を思い出す。痛みはあの日のものには及ばないが、この蠅と言う生き物はどれだけ追い払ってもしつこく纏わりついてくるのであった。 >>28
気温が下がるにつれ、蠅は数を減らしていった。やっとあの苦しみから解放されるのかと思うと酷く気分が楽で、心なしか謎の生き物が運んでくるご飯も美味しく感じられる気がした。この涼しい季節は秋と言うらしいと母に教わった。秋はなんていい季節なのだろうか。
そんなことを考えながら過ごしていたのだが、ある日また謎の生物達に裏切られることになった。謎の生物達は私の顔を縄で縛りあげると強引に私を引き摺り出した。母と暮らす部屋から引きずり出され、よくわからない別の部屋へ移動させれた。必死に抵抗したのだが、複数の謎の生物達に囲まれ、抵抗空しく連れ出された。母はこんな日が来るのがわかっていたような顔で、元気でねと最後に私へ声をかけたのであった。
隣の部屋に居た女の子も私と同じように連れ出された。これからどうなるか彼女も知らないらしい。そして連れ出された部屋そのものが動き始めた。部屋が動くとは一体何事だろうか。私にとっての世界とは私と母が、そしてこの子とその母親や、母親の様な年頃の女性が各々の部屋で暮らしている。それが全てだった。
この移動する部屋から見える景色は何もかもが新鮮だった。見たことのないものばかりで何がどういう意味を持つものなのか想像もつかない。
ただただ呆気にとられていると部屋が移動するのを辞めた。辿り着いたその場所には私達の仲間が沢山いるようだ。ここはどこだ、帰りたい、お腹が空いた、そんな声がそこら中で上がっている。
私と彼女は動く部屋の外に追い出され、歩かされるようであった。私の前を歩く彼女の後ろ姿を見た。肛門と女性器が並んでいる。彼女は母より随分身体が小さく、肛門と女性器も小さく綺麗であった。不意に彼女が立ち止まり大便をした。彼女は腹を下していたらしく、液状の便が彼女の女性器を伝い下に落ちていく。私も女性器から産まれたのは理解しているが、その女性器が便で汚れる様を見るのは正直気分は良くなかった。 >>29
私と彼女は仕切りで区切られた場所に押し込まれた。一区画に私達と同じ年頃の者が五人程押し込まれて整列させられる。とても狭く、立っているのがやっとだった。彼女と並んで立たされた私は隣の者に押されたり、彼女が隣の者から押されたりして自然と身を寄り添わせるようになった。彼女の肌は母親のそれよりもしなやかだったように思う。
そうしている間に謎の生物達が代わる代わる現れては私達を見物していった。中には身体を触ってくる者も居た。なんて不躾な生き物なのだろうか。
やがて一人また一人と謎の生物に連れられて歩いて行った。連れられて行く先はどうやらとても広い部屋の様だ。謎の生物に引かれて歩き、謎の生物達の見世物にされ、反対側にある出口から連れ出される。
彼女と私は別々の方向に連れられて歩いた。彼女の姿を見たのはこれが最後だった。
散々見世物にされ、いい加減お腹が空いたと思っていると謎の生物達が再び私を動く部屋へと押し込んだ。その部屋には先客達が沢山いた。彼らもこれから先どこへ行くかはわかっていないらしい。
この中には女性はいないようだった。彼らは男だが睾丸を抜かれた、お前もそうじゃないかと言った。あの謎の生物達に虐げられた日、どうやらあの日に睾丸を抜かれたらしい。
やがてまた部屋が動き出した。来る時に見た景色と同じ様な気もするし、違うような気もする。区別なんてつかなかった。 >>32
立ち続けるものいい加減に疲れたと言うあたりで動く部屋が止まった。今度は私が母と暮らした場所と似た場所だった。違うことと言えば一人一部屋が与えられることと、ここには女性がおらず皆歳の近い睾丸の抜かれた男達しかいないと言うことだった。
ここにも謎の生物が居た。この謎の生物は穏やかそうに見えたがとんでもない巨悪だった。私達は皆鼻に穴を開けられ激痛に悶えることになった。鼻の内側に穴を開けられ、輪っか状の飾りを通された。謎生物は私達を一通り虐め抜くと、私が産まれ育ったところの謎生物と同じ様にご飯を運んできた。激痛でご飯どころじゃないと思っていたのだが、空腹には勝てず食べてみると、何だか今まで食べていたものより味が濃く、こってりとして美味しかった。
新しい部屋での生活は鼻に穴を開けられたことを除けば概ね快適だった。段々と風が冷たくなってきたが、謎の生物は私達の部屋の周りにせっせと囲いを作っていた。風が遮られ温かくなった。これから段々と寒くなることを冬が来ると言うらしかった。
謎の生物が居ない間は会話を楽しんだりもした。私達が女性器から産まれるためには交尾と言うものが必要らしいが、謎生物が女性の肛門や女性器を弄りまわしているのは交尾の代わりになるのだと教わった。私も一度くらい交尾を経験してみたかったが、私達の様に睾丸を抜かれた男性には交尾は出来ず、ごく限られた睾丸を抜かれていない男性にのみ許された特権らしい。それはなんだか酷く不公平だなと思った。
やがて少しずつ温かくなった。これが春と言うものらしい。そして春の後には夏が来るのだとも聞いた。私はあの蠅達が群がる夏がまた来るのかと思うと酷く憂鬱な気分になった。
しかし、蠅達よりも恐ろしいのはやはり謎の生物達だった。いつもは無害な彼らだが、時折豹変して酷く恐ろしくなるのだ。身体に太く長い得体の知れない針を刺してきたり、私達の詰めをなにやら固いもので強引に削り取ったりするのだ。どうしていつも無害でいられないのか、何故私達はこうして虐められないといけないのか、ちっとも理解出来なかった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています