0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2022/03/19(土) 21:37:33.230ID:JRLTImAVdそこから先は言うんじゃない。
「──好きだったんです」
中川の気持ちにはずっと以前から気付いていた。
わしも中川のことは好きだ。しかし……。
……わしは……わしは、部長の女なんだぞ……。
「先輩……」
ゆっくりと、しかし着実に唇が近づいてくる。
受け入れてはだめだ。拒絶しなければ。
──なのに、なぜわしは受け入れてしまったのだろう。
わしは目を瞑ってしまったのだ。まるで現実から目を背けるかのように……。