純文学、読みにくい
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
そりゃ掲載用のページ数決まってるからね
回りくどい文章書いて文字増やさんとあかん
小説家はボランティアじゃないんだから >>6
純文学の雑誌に掲載されるか、純文学の賞受賞するか
だな >>9
じゃあ夏目漱石や尾崎紅葉の新聞連載はアウトだな
賞も貰ってないし 読みやすいだけで何が面白いのかまったくわからなかったわ蹴りたい背中 基本的に言文一致運動からの流れとかあるだろうけどまあ表現技法云々が権威付けされただけだからね
私小説等の懊悩や時代性を指して評価するなら
分かりにくくても理解するのが興味深いものってなるんだろうけど 綿矢りさタソはインストールの方が面白いよ
オネショタだし 文体がクソってなるぐらいのやつなら読まなくていいし自分の中で評価する必要もないな
ガチで研究するんでもなけりゃ所詮娯楽だしそんなもんだろ 人間失格を2日で読んで文学楽勝じゃんと思い大江健三郎の万延元年読み始めたら10ページ保たずに寝てた 俺も無理だった
どれも途中でギブアップ
東野圭吾しか読めなくなった 町屋良平は、なんで漢字で書ける単語をいちいちひらがなに直すんだろう
邪魔くさいよ 純文学は派手な展開はないけど心理描写が丁寧なイメージある
そんな読んだことないけど 俺はミステリーやエンタメより純文学とか海外の私小説の方が好きだな 文学やら文芸と呼ばれるモノの根幹は文章による表現力の追求だからな
例えば俳句などが少ない文字数で如何に多くの物事、広い世界、深い思いを表現できるかを追求するものだとすると、逆に文章的な装飾を重ねに重ねてひとつの薄っぺらな物事に厚みを持たせて表現する手法もある
だからこそ蓋を開ければ中身(内容やストーリー)が平凡であったりもする
そう言う意味では、映像化したらものすごくつまらなかったりするのも一つの特徴といえる
つまるところ、文学はストーリーを楽しむものではない
作家ごとの表現の手法やその妙をこそ楽しむものと言える >>16
万延元年は傑作だからぜひ読み通してほしいけど難しいなら「キルプの軍団」が読みやすい
大江の文体の難解さのピークは「みずから我が涙をぬぐいたまう日」でそこからだんだん平易になっていく >>28
ヘイヘイヘイバスタード?舞城って純文なのか? >>29
オチがないから人選ぶと思う
文体は読みやすいけどストーリーの起伏が殆どない
超現実的な要素をちょくちょく入れてくる
これでも良ければいいと思うよ
つまんないわけではないから 文章は簡潔平易に書いて欲しい
何を書いているか、で勝負して欲しい
どう書くかで勝負しないで欲しい >>34
それら全部捨てて、カラマーゾフの兄弟いっとけ >>33
三島由紀夫賞取ってるから1の定義ならそうじゃないの? >>32
速攻で売っちゃったからそっち読んでみるわ
ありがとう >>37
それはコマ割りや視線誘導が重要な漫画の分野
文学はそもそも文で勝負する分野 >>37
ジョン・バース面白くね?
めちゃくちゃ好きな作家なんだけど 町田康くらいしか一線で活躍してる現代の純文学作家いないな
西村賢太は亡くなっちゃったし 「かか」とか「乳と卵」とかまじで読みにくいからやめて欲しい ラノベ読めばいいじゃん
楽しめないなら無理すんなよ テキトーにそれっぽいコト書いた後に誰からもツッコミ入らないとナゼか不安になるよね? 言いたいことはわかるが文語体で書かれた本よりまだマシやろ >>45
議論好きな石川淳みたいな作風
現代アメリカ文学の重要人物なのにやっぱ無名なのか 純文学は読みやすさとか面白さじゃなくて表現だから。
コンテンポラリーとJ-Popを比べるようなもんでは。 舞城好きだけど最近書いてる?
純文って境目がよくわからない
それっぽいのだと丸谷才一とか内田百閒とか泉鏡花とかが好きだけど…
芸術院会員だったり断ったりしてるから純文学でいいのかな 三島由紀夫とかいう読んだ感想が「日本語が綺麗」しか残らない謎のマイナー作家 トマス・ピンチョン、ジョン・バース、ロバート・クーヴァあたりは純(シリアス)小説自称してるけど
コミックノベル扱いだな >>55
檸檬がどうとかいう短編出してたよ
積読してるけど >>46
町田康はレジェンド級だけど川上未映子とかもいるじゃん 今、江戸川乱歩の孤島の鬼読んでんだけどあれは純文学じゃないよね? >>57
ピンチョンは翻訳でしか読んだことないけど面白かったな
ノーベル賞のノミネート常連だけど向こうではそんな扱いなのか >>60
娯楽小説
エログロ方面では谷崎潤一郎を脅かしたとは思うけど >>58
ありがとう探してみる
外国人は余計に区別がわからない
最近死んだポール・オースターなんかは純文学?なんか違いそう >>61
小説ごとに評価が違うけど
V.とかヴァインランドはゴジラ意味もなく出してきたりやりたい放題だからなぁ
メイスン&ディクスンとか競売ナンバー49の叫びはそういう評価見たことはない 純文学って散文詩みたいなもんだからな
内容より美しさの方が大事 >>64
詳しくて助かる
上のやつは読んだことなかったわ
逆に読んでみたくなった >>63
ポール・オースター前に勧められたけど読んでないなぁ…
でも推理ものだからっていって純文学じゃないって言い切ることはできないと思う
ロブグリエもビュトールも純文学畑だったけどエンタメのパロディに凝ってたから オースターは晩年不幸だったな
孫が息子に殺されてその息子もまもなく薬物死だし >>66
スピード感求めるならV.がダントツでいい
読みづらく感じたら内容が似てたりリンクしたりしてるスローラーナーっていう短編集と併読したらいいと思う 漱石は猫の前半は面白かったけど、あとはつまらない
評論家は「西洋文化の受容に伴った近代日本人の自意識が云々」とか言ってるけど、そんなん現代においてはもはやどうでもいい
どの国どの時代にも学者しか知らない作家がたくさんいるが、漱石もその一例になると思う 鴎外は文学者としては偉大だけど、小説がことごとくつまらない 芥川は文章がかっこいい
ただ内容は、中学生が思いつきで「これ面白いでしょ」って言ってるようなレベルのものばかりなので、一度読んだら飽きる 泉鏡花は面白いし文章も素晴らしい
ただ文学史的位置づけは、お化けと芸者の小説をたくさん書いただけの人 荷風は資産家だったから長生きしたのに通俗小説を書かずに済んだのが得してる 谷崎潤一郎は言うまでもなく日本近現代文学最高の作家
ただ、バルザックやドストエフスキーのような腕力はなく、長編の傑作は「細雪」くらい バルザックとドストは借金返済のために書いてたけど
谷崎は借金が嵩んでた時期もそう多くは書かなかったからな 川端康成は優れた感覚と技術の持ち主であり、当時随一の作家であったことは確かだが、個人的にあまり好かない
作品は陰湿なものが多く、文章も谷崎や三島などと比べて俗っぽい表現が多く、あまり味わいがない 川端は評価が難しい
ストーリーを作るのはあきらかに下手
新感覚派といっても宮沢賢治のような分かりやすい個性はない
でも三島由紀夫が「川端には文体がない」と書いたのは誇張がすぎると思う
「川端節」とも言える巧みな表現は確実にあるし割とマネしたくても出来ない文体だと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています