3日朝早く、福岡県那珂川市で、歩道のコンクリート塀をグラインダーで削り損壊したとして、自称・48歳の男が現行犯逮捕されました。

器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは、いずれも自称で、那珂川市の会社員の男(48)です。

警察によりますと、男は午前5時前、那珂川市中原東の歩道で、ガードレールの土台に設置されたコンクリート塀を、持っていたグラインダーで削り、損壊した疑いがもたれています。

コンクリート塀には、幅約30cm、長さ5.6mほどの削られた跡があったということです。

男は「壁についた汚れを取ろうと思った」などと話し、容疑を認めています。

逮捕された際は、作業服姿で手袋やゴーグル、防塵マスクなどを着用していたということです。

現場は博多総合車両所の南側の歩道で、付近では、先月、同じように塀が削られているという通報があり、警察で関連を調べています。