夕陽が差し込む部屋で、一人の少女がベッドに拘束された女性を見下ろしていた。少女の名前は葵(あおい)、19歳。長い黒髪と神秘的な瞳を持つ美しい娘だが、今は薄暗い闇のような感情が瞳の奥に宿っている。その視線の先には、葵の母親、美咲(みさき)がいた。

美咲は42歳、バリバリのキャリアウーマンだ。葵が幼い頃から仕事に没頭し、葵のことはほとんど家政婦やベビーシッターに任せてきた。葵はいつも母に構って欲しかった。愛情に飢え、母の関心を引こうと良い子であろうと、悪い子であろうと必死だった。しかし、美咲は仕事を理由に葵の気持ちに気付くことはなかった。

「お母さん、いつも仕事ばかり。私のことなんてどうでもいいんでしょ。」

葵は静かに、しかし強い恨みを抱えながらそう呟いた。今日こそは母の関心を引いてやる。葵はそう決意し、用意してきたロープで美咲をベッドに拘束した。美咲は突然のことに驚き、抵抗したが、既に手遅れだった。

「どうして...葵、あなたがこんなことを...」

美咲は困惑し、恐怖に震えた。葵は美咲の言葉を無視し、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。そして、裸になると美咲の体の上にまたがる。

「お母さん、私のこと好き?ずっと好きだったんでしょ?」

葵は美咲の体をまさぐりながら、耳元で囁いた。美咲は葵の行動に戸惑い、混乱していた。

「葵、やめて...私、あなたのお母さんよ...」

美咲の言葉は葵の心には届かない。葵は美咲の足に口づけをしながら、ゆっくりとナイフを当てた。

「お母さん、私を愛して。誰よりも。」

そう言うと、葵は美咲の足首にナイフを入れ始めた。美咲は悲痛な叫び声を上げたが、葵は構わずに足の肉を切り落としていく。血がベッドに滴り落ち、鉄の匂いが部屋に充満する。美咲は痛みと恐怖で意識が遠のきそうになる。

「お母さん、起きて。まだ終わってないのよ。」

葵は冷たい水を美咲の顔にかけた。美咲は我に返り、自分の足が血まみれになっていることに気付いて絶望した。

「どうして...どうしてこんなことを...」

美咲は涙を流しながら葵に訴えるが、葵の心は動かない。葵は美咲の舌を掴み、ナイフで切り刻み始めた。美咲の叫び声が部屋に響き渡る。

「お母さん、私の声、聞こえてる?ちゃんと聞きなさいよ。」

葵は美咲の両手首をベッドに縛り付け、手首にナイフを当てた。

「お母さん、私を愛して。誰よりも。ずっと。」

葵は美咲の両手を切り落とした。美咲はもはや抵抗する力もなく、ただ涙を流すことしかできない。葵は美咲の腹に手を当て、ゆっくりとナイフを入れていく。腸が引きずり出され、美咲の悲鳴が部屋にこだました。

「お母さん...愛してる...」

葵は美咲の体を抱きしめ、耳元でそう囁いた。美咲の体は冷たくなり、悲鳴は途絶えた。葵は美咲の体を優しく抱きしめたまま、静かに涙を流した。

誰にも理解されない、歪んだ愛情。葵はただ母の愛情を求めていたのに、その方法はあまりにも残酷で、悲劇的なものだった。