夜は見ないでくださいって言うからこれはその逆の事をしろって意味だと思って見たら頭からツノが生えて顔は真っ赤になってた

俺が「おにぃ」と言いかけた所で彼女は今まで見せた事の無いパワーで俺に襲いかかってきた

俺は顔面をとんでもない握力で掴まれ100mほど引きずられた

体はボロボロだったが俺は言った

「そんなものかい?」

鬼は驚いた顔をした

「ゾンナコトヲイウヤツハ コノ 100ネンデヒサシブリダ」

僕は悟った。この鬼は刺激に飢えている、と

「なあ俺を逃がしてくれよ。今日は食べ過ぎで腹が痛かったんだ。フル調子ならお前にも勝てる。いやいいんだ。聞かなかった事にしてくれ。弱い俺をボコった方が楽だろうしな」

「ファイターヲ ブジョクスルキカ」

「そんなつもりは毛頭ないさ。ただ本気なら俺は小指一本で貴様を倒せる」

「ヨカロウソコマデイウナラ イッカゲツユウヨヲヤル ソノトキサイセンシヨウ」

そして俺はなんとか生き延びたんだ