三年前に亡くなった妻から手紙が来たんだが…
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「ふむ……」と京極堂は興味を示したかのように声を発した。無論それは客に対する礼を失せぬための方便なのだが。段々と彼に馴染んでくるとそれが然したる興味にもとづいてもいないのだなと察せられるのだ「それは中々如何して」
「ちょっと待て、京極堂。お客人は大変お困りの様子だからここはもう少し時間を掛けて。それに、」私はとっさに京極堂の興味を引こうとアレヤコレヤ思案してみた。が、その前に珍しく京極堂が奇怪な行動に出たのだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています