武士の忠誠心とか武士道って所詮江戸時代以降に根付いたものでしょ
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少なくとも中世前期はドライな相互契約的主従関係であったわけで
南北朝期とか見てるとコロコロ寝返りまくってるし元鞘に収まることも珍しくない
寝首をかかれることも
武士だけじゃなく百姓も上の者が気に入らなければ逃散したり強訴したり強固手段に出ることがあった訳で 武士道も騎士道も平和になってから作られた
そりゃルール的な物はあっただろうけど元々は山賊みたいなもん >>6
御恩と奉公というものがそもそも極めてドライな相互契約的主従関係を示してることに留意
御恩(きちんとした給料)に対して、奉公を尽くすと
御恩が不十分であれば主従関係を解消 >>8
騎士道も似たような感じか
平和な時期だからこそこういうルールが出来上がっていったんだろうな >>9
したり顔で武士道は…武士は…云々語っている経営者のおじさんにイラッとするから
そこから社員の忠誠心みたいなものを引き出そうとしてるんだけど、そもそもそれが間違っているんだよなと思う >>12
必ずしも一人の主人に生涯仕えなければいけないという考え方は中世前期の武士にはない >>16
知識が浅くてすまん
中世前期が基本的関心だから戦国時代や江戸時代は全然詳しくないんだ
その辺はブラック企業の経営者が語る武士道のイメージの基づいて語っている へー戦乱のあたりにはそういう意識弱かったんだな
それ美徳にすると便利なことは多かろうなとは思うわ 名乗りとか一騎打ちは手出し無用みたいなルールはあったけど、基本的には命かかってるんだから何でもあり
それが時代と共に簡略化されたり追加されたりで江戸時代に今の武士道が出来上がったんじゃなかったっけ ただ単に洗脳ってだけでなく「封建社会」とはこういうもの
領地と領民の命と財産はすべて領主の所有物である。という価値観
だから領主が金が欲しければ好きに税率を上げていいけど高すぎれば
領民は他の土地に逃げていくだけ。反乱を起こしても鎮圧するのも自由
気に食わないという理由だけで公道で白昼堂々と領民を殺しても良い
他の藩からは一切文句を言われないし、幕府も藩政には目を瞑ってる 葉隠なんかも佐賀藩のローカル哲学でしかないからな
あんなのが武士の標準と思われては困る それから実は戦国時代のほうが良い政治が行われていた
各藩の領主たちはこぞって税率や年貢を下げ民百姓を多く招き入れ
知世と軍事に精を尽くしており田植えや刈り入れの時期は戦さを控えた
穢多や非人は草(忍者)になる者も多く主な仕事は関所を越え他の藩にいき
略奪行為による撹乱、諜報活動や流言飛語、武家や名主の暗殺行為だった その江戸時代以降に成立した武士道を元に語ってるんだろ、そういう人は 忠臣蔵が徳川時代の武士の標準と思われてるのも地味によくない
仇討ちは数えきれないほどあったけど基本的に家族の仇を討つものであって
主君の仇を討つのはあくまで例外なのだ 封建社会までは、領主主権
領地と領民の命と財産は領民のもの
明治政府までは、天皇主権
日本と国民の命と財産は天皇のもの
民主主義からは、国民主権
個人の命と財産は個人のもの
今の時代で会社に尽くしてる奴はただのバカ。企業家ごときに権力はない 徳川時代以前は源頼朝も足利尊氏も織田信長も明智光秀も石田三成も徳川家康も戦に負けたときは逃げてるしそう簡単に切腹しないのよ 江戸時代の初期まで辻斬りは武士の嗜みであり町人を夜な夜な斬り殺してた
武士は戦に備えるのが当然で格上の存在だから殺されても町人は文句言えず
そこで将軍が「生類憐れみの令」をだし命の価値の高騰を仕込みつつ
「参勤交代」によって各藩の勢力を定期的に消耗させることで戦さを抑え
徐々に窃盗や殺人を御法度にする仕組みを作っていき武士が弱体化してった ヤクザが公務員をやっているだけなのに武士道?
世襲の公務員に武士道? 辻斬りの目的は金を奪うため、刀の試し斬り、返り血を避ける人斬り慣れ
死体は穢多が河原まで運んであとはカラスが啄ばんで自然に鳥葬してくれた 坂東武者なんかそれこそ自分たちに不都合な将軍は追い出すか殺すかだからな
もちろんそういう暴力的解決を控えて忠義が奨励された徳川時代がそれなりに平和だったのは確かだが
それでも愚昧な藩主が現れれば「主観押し込め」で家来が主君の自由を奪うこともあった
だから徳川時代は「バカ殿」が現れる余地はなかった 二本差しの武士が労働するなんて恥でしかなかった。でもする人はいた
下級武士は庭で野良仕事したり釣りに出て魚を釣ったり浜で貝をとった
基本的にはナマポみたいに俸禄をもらって暮らしてたが、足りなかった
だから辻斬りしてた。辻は十字路のことで夜に待ち伏せ闇討ち斬り捨て御免
江戸の中期ごろから武士もそういった自給自足をするようになっていった
明治時代に入ってから兵役と勤労が国民の義務になっていった
幕府が倒されたから武士は武士でなくなり、慣れぬ労働に悩まされていた 本当の「武士道」とは
武という漢字の成り立ちを検索すればすぐに出てくる
武は戈を止める、というのはまったくの大嘘でそれは近代の捏造創作
正しくは戈に踵であり、意味は迷いを捨てて敵に向かい問答無用で殺すこと
殺しを生業とする者の道、それが武士道であり、また武士という呼び名も
じつは一般的ではなく基本的には戦さの主力兵器である弓を使う「弓取り」 嫁入りの価値観も大きく違ったし、子育ての価値観も今とは大きく違う
基本的に世界中どこでも封建時代ならばこういう価値観だった
妻は旦那の所有物
子供は元服(成人)するまで親の所有物
殴ろうが殺そうが他人に文句をいう筋合いは一切なかった
だから領主は幕府に絶対服従
領民は領主に絶対服従
妻は旦那に絶対服従
子供は親に絶対服従 女が嫁いだ以上、生家のことは忘れ嫁ぎ先が本家となり敵対したら
生みの親ですら殺されても目を瞑らなければすぐに離縁されてしまうし
男児を産めず女ばかり産んでても離縁された。完全に女は産む機械だった
子供の場合は家督相続したら育ての親であれ元領主であれ、その意向に従い
口を挟まずに嫡子のやりたい様にさせるのが当然。引退爺いは口を閉ざした 現代日本でも契約って意識持ってる奴ら少ないし昔の封建制度はもっと酷かったのではと思う そりゃ武士たちを守ってくれる財力等がちゃんとあるからな
忠誠するし面目のために武士道も守ろうとするわ
南北朝は上の方が不安定だから自分で考えて行動しないといけなかった 封建時代ならば、身体を鍛え武術を磨くことの重要性が高かった
封建時代ならば、結婚や妾を囲うことの有意義さが今とは全然ちがった
今の時代は筋トレはただの趣味
今の時代の結婚は単なる手枷足枷 いつ殺されるか分からないから
子供は本気で親の言うことを聞いた
妻も本気で旦那の言うことを聞いた
町人は侍の言うことを聞いた
侍は領主の言うことを聞いた
領主は幕府の言うことを聞いた
こういう時代だから出世することの意味がかなり大きかった
でも今は国家元首である総理大臣になっても「国民の皆さま〜」とか言うし
さんざん悪口を言われたりするし、企業家も社員を簡単に解雇できないから
今の時代は頑張ること自体が無意味というか骨折り損の草臥れ儲けなだけ 辻斬りがそこまで珍しくなかったのはあくまで江戸初期の話
生類憐みの令以降は辻斬りというのは殆ど見られなくなったとされてる
理由としては単純に取り締まりや法整備がしっかりとしていき町人相手でも下手に刀を抜くなどが出来なくなった事
またこの頃から江戸文化は栄えだし商人が財を成し一部では力関係がそれまでと逆転してしまったこと
他にも武術の各流派では、この頃から精神性を重んじるなるなど今で言う意識改革が起きていたこと
時代劇とかじゃ辻斬りが江戸中期以降も当たり前に横行し、死亡原因の主な理由扱いされるが
実際は江戸時代の死因は病死(特に感染症)が殆どであり、斬殺なんて滅多になかった 江戸時代の初期80年間くらいが辻斬りヒャッハー時代
それ以降の中期では辻斬りは無いね。武士は稼ぐに稼げず困っていた
そこで借金する武士がどんどん増えていき、幕府がそれを見兼ねて
「寛政の改革」をやり徳政令によって5年以上前の借金は帳消しにした
だから高利貸しが破産しまくって誰も金を貸さなくなってしまう
江戸時代の後期は「享保の改革」によって突然農民に土地が分け与えられた
地検にきた侍がきて畑を耕してた小作農に対して地主から農地を奪い配った
これで大多数の小作農が土地持ちの農民になれた。農民の立場も良くなった 武術に精神性や礼儀礼節が重要なんてのも嘘八百。殺意だけが全てだった 教育や治安こそが「洗脳」と言える
その洗脳によって平和と繁栄があるが、繁栄しすぎて老人が延命しまくり
若者がその負担を背負わされ少子化し、女尊男卑な活気のない社会になり
ガイジすら試し斬りに使えず社会のお荷物として無駄に生きてる時代がいま
もう終わりだよこの国 >>50
お前みたいなのが生きてても許される社会を否定すんじゃないw 武士の切腹の場で見苦しく命乞いや暴れて逃げようとしたとかもあったらしいしな 深田って非人で牢獄の看守だけど
上牢ではないから武士との接点はないんだよな 切腹はやり方によってその信念と心胆の強さを証明することができた
ふつうの切腹
左腹に刺して右腹まで切り裂き内臓を出してから介錯を受ける
十文字腹
左腹に刺して右腹まで切り開いてから腹上に刺して下腹まで切り開いて
たっぷり内臓を外に出し切ってから介錯をうける
三の字切腹
左腹に刺して右腹まで切り開くのを三列でやってから介錯を受ける
三の字切腹をやったのは人斬り岡田以蔵に指示を出してた武市半平太 切腹は胃酸が混ざった小腸の未消化物と大腸の糞が出るので臭かった
十文字腹は膀胱まで切れるのでオシッコの臭いも追加されて臭かった
三の字切腹は二回目で内臓がぜんぶ出てるので、ほぼ皮と肉だけ切る感じ
目の前に自分の内臓がたっぷり出てる光景を見てから介錯人に合図した ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています