文化依存症候群(ぶんかいそんしょうこうぐん、文化結合症候群とも言う Culture-bound syndrome)は、ある地域・民族・文化環境において発生しやすい精神疾患の事を指す。例えば、対人恐怖症や腎虚などのさほど特別だと一般に考えられていない疾患も文化結合症候群である。
恥の文化を持つ日本において群を抜いて多く、日本に顕著な文化依存症候群とされ、海外においてもそのまま「Taijin kyofusho」と呼称されている。ただし、社交不安障害(社交恐怖)そのものは世界中で広く見られる。

taijin kyofusho 対人恐怖症
日本における文化特異的な恐怖症であり、DSM-IVの社交不安とある意味で類似している。この症候群は、その人物の身体、その一部またはその機能が、外見、臭い、表情、しぐさなどによって、他の人を不快にさせ、当惑させ攻撃的になるという強い恐怖のことである。この症候群は、公的な日本の精神疾患の診断システムに取り入れられている。[2]
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E4%BA%BA%E6%81%90%E6%80%96%E7%97%87