「任天堂に爆破予告か 27歳の公務員を逮捕 京都府警」

任天堂(京都市)に主催イベントの爆破を予告するメッセージを送りつけたとして、京都府警は3日、茨城県日立市職員の風間健心容疑者(27)=同県日立市=を威力業務妨害の疑いで逮捕したと発表した。風間容疑者は同社ホームページの投稿フォームに送信を繰り返したとされ、「『死ね』などと数々の投稿をしたことは間違いない」と容疑を認めているという。
任天堂は昨年12月、同社の社員が脅迫を受けているとして、東京都大田区で開催予定だった「スプラトゥーン甲子園2023年全国決勝大会」の延期を発表していた。スプラトゥーンは家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の人気ソフトで、延期された大会は2024年3月に開催された。
逮捕容疑は23年8〜11月の計39回、任天堂側に「スプラ甲子園とか開いたら会場の奴らも殺すから覚悟しておけ」「爆弾で一撃だわ。死ね」などと書かれた電子メッセージを送りつけ、同社の業務を妨害したとしている。
府警捜査1課によると、投稿フォームには任天堂の複数の社員への殺害を予告するような書き込みも確認されている。

https://mainichi.jp/articles/20240403/k00/00m/040/283000c