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2024/03/23(土) 17:55:50.659ID:tNdSHOAt0１９９９年１月４日、新日・東京ドーム大会の第５試合。６万２５００人の大観衆が見つめる中、花道に現れた「邪道」は革ジャン姿で片手には黒く塗りつぶしたパイプいす。そして、口には１本のタバコをくわえていた。
「タバコはたまたま１本、ポケットに入っていただけ。その場のアドリブでくわえたんだ。ふてぶてしさを演出するには、これかな？って。その後、火気厳禁の東京ドームでタバコを吸ったって厳重注意を受けて、大変なことになったけどね」―。
先に入場していた佐々木をパイプいすでメッタ打ちにした大仁田。佐々木もイスで殴り返すと、場外戦に発展。机の上へのパイルドライバーもさく裂させた大仁田だったが、佐々木はあくまで強さを見せつけるようにナックル、ラリアットで追い詰めた。
血まみれの攻防が展開された末、最後は血ヘドを吐いてコーナーに追い詰められた大仁田が佐々木の顔面に火炎噴射。山本小鉄レフェリーは即座に反則負けを宣告。試合時間はわずか５分５５秒だった。
リング上で大荒れの大仁田は「おい！ 新日本プロレスファンよ。よく聞けよ。新日本はこんなもので反則かい？ 器量が小さいのお。これが俺の生き方じゃ！」と絶叫。この日一番のブーイングを浴びたが、血まみれ、汗まみれの「邪道」は秘かに手応えを感じ取っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b29c7d89f09ad177a81d4178252807dd894de03
