「妻の話を聞いていると必ずキレられる」という夫が根本的に勘違いしている"妻の本当の望み"
解決策よりも先にねぎらいの言葉がほしい
https://president.jp/articles/-/79135

・妻の不満ワースト1は「夫が話を聞いてくれない」

ここで一つ、夫婦間のありがちな会話例を見てみましょう。
ケース1
妻「今日、子どもが宿題をやりたがらなくて大変だったのよ」
夫(スマホを見ながら)「ふーん」
妻「ふーん……って子どものことに関心がないのね⁉」
夫(スマホから目を上げて)「そんなことないよ」
妻「毎日、やりたくないが続いて、もう大変……」
夫「勉強が苦手なら塾にでも行かせるか」
妻「そんなこと言うけど、塾に行かせるのは誰の役目よ。私だって、忙しいのよ!」

・解決策を示したのにキレられた理由

ケース1では、夫は「勉強が苦手なら塾にでも行かせるか」と、妻が大変だとこぼすことへの改善策としてアドバイスを行っています。ところが、妻からキレられてしまいました。

夫としては、何か解決策を示せれば、とよかれと思って提案したのになぜでしょう?

話を聞いてもらっている側からしてみれば、アドバイスされるのは多くの場合、余計なお世話です。話を聞いてすぐにアドバイスされると、されたほうが「私の話、聞く気ないんだ。面倒くさいんだ」と感じてしまいます。また、「上から目線でものを言われた」「マウントされた」と感じることもあります。

「そのアドバイスを実行しないうちは、不十分だと言われた」

そんな気持ちになってしまうのです。