沖縄本島中部の自宅で孫娘の児童の胸などを触ったとして、不同意わいせつの罪に問われた男(78)の初公判が7日、那覇地裁沖縄支部(林田海裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、1人暮らしの被告宅に児童が1人で泊まった際の犯行だと指摘。自宅に逃げ帰った児童が両親に被害を訴えて発覚したという。

 検察側は被告が逮捕後の調べに対し「触っただけで逮捕されるとは思ってもいなかった」「裁判所に始末書1枚提出すれば済む悪さ加減である」などと供述したことを明らかにした。