昭和40〜50年代に吉本新喜劇のマドンナ役として活躍した女優、中山美保(なかやま・みほ=本名・石田美保子=いしだ・みほこ)さんが2月7日、肺血腫による呼吸困難のため、大阪市内の病院で死去した。78歳。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。

 高校卒業後、劇団を経て昭和40年代に吉本新喜劇に入団。山田スミ子さん、片岡あや子さんとともに、マドンナ役として新喜劇の黄金時代を築いた。歌手で女優の中山美穂さんにあやかり、「吉本のミポリン」の愛称で親しまれた。