「常陸牛」「常陸乃国いせ海老」……。茨城県が「常陸○○」の名で高級食材を売り出す中、ブランド化に思わぬ壁があった。読み方だ。全国の20~30代の半数程度が「常陸」を読めないという調査結果が明らかになった。

ネットでは常陸と合わせて「読み方」が頻繁に検索され、県が全国の20~60代に調査した結果、20代の約6割、30代の約4割、40~50代も3割超が読めず、「つねりく」「ときわ」などと読んだ。県販売流通課の担当者は「茨城にいると自然に読めるようになる。『読めないのでは』という声も聞いていたが、そんなわけないと思っていた。自分の常識を疑い、調査して驚いた」という。

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