子どもの頃の話。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。
母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。
ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ~ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と
応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ~い」。
自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。
階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「はあ~い」と声がする。
奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと
近づいていく。
そのとき、下で玄関を開ける音がする。母親があわただしく買い物袋をさげて
帰ってきた。「しゅんすけ、帰ってる~?」明るい声で僕を呼んでいる。
僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。
そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。
奥の部屋のドアがキキキとわずかに動いた。
僕は一瞬、ドアのすきまに奇妙なものを見た。
こっちを見ている白い人間の顔だった。 ____
/ \
/ \
/ \
| ◞≼◉≽◟ |
| .◞≼◉≽◟ |
\ "ー=〓=-'` /
/ ̄ ̄ ̄ ̄´\ /
ノ ノ ____/
/´ |
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、-一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) _(⌒)⌒)⌒)) ____
/ \
/ \
/ \
ミ ミ ミ | ◞≼◉≽◟ | ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒) | .◞≼◉≽◟ | /⌒)⌒)⌒)
| / / / \ "ー=〓=-'` /(⌒)/ / / /
| ::::::::::(⌒)/ ̄ ̄ ̄ ̄´\ / ゝ ::::::::::::/
| ノ ノ ___/ / ) /
ヽ / | / / バ
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ン
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 ―――――一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています