マウントを取ってる人間にこそ自分のコンプレックスや痛い勘違いがダイレクトに伝わる
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マウントを取って相手に何を押し付けても許される、って思い込んでるときが危険 かなり大昔だった
俺は定職につかず割のいい住み込みバイトばかり選んで嫌になったら辞めるという行為を繰り返していた
それは表向きはやる気のないダメな青年(今は中年)を演じつつ、実は本心は無料で日本全国旅行気分でフラフラしていた
そんな人間のクズが俺だった そんなクズにとってはさ。コミュニケーション能力はあんまりいらなくなる
雇い主に真面目な労働力を提供し、あとは「出会って間もない住み込みバイトの同僚」の自慢話や苦労話や愚痴を聞いてれば案外なんとかなる
あとは1人でも新鮮な気持ちででかけて珍しい食べ物を買い食いしたり、たまに夜の駅前フラフラして買い食いしてたまに逆ナンされるのを(今はありえない)高揚感を持って楽しんだり
そんなことの繰り返しをしてる人間だった そんな人生送ってるとさ
よく出会うわけよ。雇い主には異常にヘコヘコして媚びを売るのに、同じ住み込みバイトの同僚には惨めさのバランスを取るようにさ
何かの自慢話を押し付け、そのカテゴリーでマウントを取った人間にケチをつけて、そしてアドバイス風のディスりを繰り返す人間 何かの自慢話を押し付ける
そのカテゴリーで他人にケチをつける
アドバイス風のディスりを始める
この3つの悪癖は多かれ少なかれ誰でも持ってると思う。もちろんグダグダ語ってる俺も自分で気づいてないだけでさ、他人にしかわからん痛い一面はあるんだろう そんな人生を送っていてな
俺はある時期かなりズレた人物と出会ったわけさ その住み込みバイト先で出会った住み込みバイトの青年はさ
ざっと特徴を書くとこんなんだった
中卒
軽自動車を乗ってる
なんだかんだで素人が真似できないようなスキルや資格を持ち、俺なんぞと違い本当に必要とされる人材
媚びを売るのが上手く、雇い主にはおとなしい真面目な青年を演じてる
そんな感じ。てかわりと細身長身のイケメンでそいつと夜の街にでかけたときはそいつのおこぼれで若い女の子と一時的に仲良くできたりしてた。まあ俺のほうは一時的にな
んでそいつは学歴コンプとかなくて中卒とか(実際はけっこういい学校の高校中退らしかった。チームで履歴書見せ合わなきゃならんときになんとなく知った)
とにかく中卒とか軽乗りとか自虐ネタで使うやつでな、なんとモテたいはずの見知らぬ女の子によくその中卒って自虐ネタとオンボロ軽乗ってる自虐ネタを使ってトークに花を咲かせ、女の子をメガトロンに変身させてた。はぇぇイケメンてこうやって女の子をメガトロンにするのかあって感心したもんさ あとから聞いた話ではそいつは俺のような流れの住み込みバイターとはレベルが違う
スキルを必要とされ大手の企業から直接依頼を受ける個人事業主みたいなやつだったらしい。そいつはそのことを鼻にかけないで「僕も人生終わってる住み込みバイターで~す」みたいな感じで本当に俺たち雑魚とプチ共同生活送ってるようなやつだった ここまで書くとそいつはさ
肩書きや学歴に左右されず実力で生きてる
肩書きや学歴の悪さをむしろアピールして笑い飛ばしちゃう
女の子をメガトロンにするイケメン
かなり好青年に聞こえるだろ?
でもそいつはそんなプラス要素をすべて打ち消すようなとんでもないコンプレックスと痛い勘違いを持っていてさ。少し仲良くなった人間にそれを押し付けていたんだ まあ人生経験豊富なやつらは(あーあのタイプのやつかあ)ってここまで読んでピンと来てるかもしれんが
誰も読んでないから買い物行ってくるわ むしろそのコンプレックスと痛い勘違いで暴走するからさ
高い個人技で仕事取って定職につかないなんて生き方してたのかもなそいつ。ちな誤解のないように言っとくけど俺個人はそいつの自慢話とこっちへのダメ出しうざかっただけでなんの被害も受けなかったよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています