魔王「ふぐっ……えぐっ……」

娘「……あなたはどうしたい?」

魔王「ぐすっ……帰りたい……」

娘「もっと大きな声で」

魔王「帰りたい……!帰らせて……!」

娘「よく言えました」

魔王「……ごめんね?」

娘「しゃんとしなさい。あまりみっともないようだと怒るわよ?」

魔王「うん……」

娘「じゃああたしからプレゼント。あっちを見て」

魔王「……扉?」

娘「出口よ」