自己進化型自律分散組織(SADO)
これはアメリカで提唱された、事業ごとに設定されてブロックチェーンで完全管理される新組織形態だ
事業の理念に従った行動に対して、機械的にトークンを発行して報酬として支払う
トークンは事業の決定権を有しており、売上に準じた配当金を分配することでその資産価値が担保される
ここにAIを組み込んで理念に従った采配を取らせることで、複雑な事象に対しても公平性の担保された評価の自動化がなされる
この組織一つで資金調達から人員調達が迅速になされ、メンバー外の人間も巻き込んだ主体的なプロジェクトへの貢献が期待されている

たとえばネットサービスAを提供するためのSADOが立ち上がる
Aに初期投資した人物、計画書や指示書を作成して採用させた人物、計画書に基づいて行動した人物、それらの行動に対して適切な評価を出した人物の全てに適切なトークンを配布することができる
その後、販売ページの展開や広報、また意義のある口コミ一つに至るまで、関連する行為全てに適切なトークンが報酬として支払われる
これが全てネット内で完結する

SADOが完成すれば、投資社会を今より遥かに効率的に回すことができる
現状一切破綻がないため、いつか必ず世界の主要な経済形態になると考えられている