フェルン「……使わないのでございますか」

フリーレン「必要ないでしょ」

フェルン「お茶を一本買うだけですから、セルフの方が早いですよね」

フリーレン「プロに任せた方が早いよ」

フェルン「プロと言ってもアルバイトでございますよ。それに、こっちは行列でございます」

フリーレン「……じゃあフェルンに任せた」

フェルン「セルフレジ、使えないんですか」

フリーレン「……だって、よくわかんないんだもん」

フェルン「じゃあ、私が使い方を教えますから、ちゃんと覚えてくださいね」

フリーレン「やっぱりお母さんみたい」

フェルン「フリーレン様がおばあちゃんみたいなんです……あ」

フリーレン「……フェルンもそういうこと言うようになったか」

フェルン「すみませんでした」

フリーレン「一回目だからね」