「集客はこちらでするから、作成して送るだけだ。マイナンバーカードの偽造に必要なプリンターとラミネーター、台紙やフィルムを郵送するから、住所を知らせてくれ。一枚500元(約1万円)で売って、30%が君の儲けだ」

男はそう話すと、合格証の代わりに、偽造マイナンバーカードの「サンプル」を手渡した。この偽造マイナンバーカードは「第1世代」と呼ばれる代物で、日本国内で1万枚以上が作成・販売されているという。

これらの事実から浮かび上がるのは、大規模な犯罪組織が日本国内の偽造身分証を一元的に手掛けている可能性である。さらに男は、「現行品よりも精度を増した偽造マイナンバーカードの流通もまもなく始まる」と明かした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d2035a1a3f3756a86c28d61aab0f0c042f4282e