憲法「戦争のための軍隊持ちません」←わかる 自民党「自衛隊は合憲です」←わかる
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11条とか12条まで手を加える必要なくなーい?
公共の福祉を公益及び公の秩序って危険な言葉にしてまでさ >>106
公共の福祉概念の曖昧さは散々指摘されてるから(公益はともかく)公の秩序の方が法律でも使われている例が多くて概念としてはしっかりしてるのでそれで置き換えること自体は悪くないと思う
(公益を何かもう少しうまい言葉で言い換えた上で)それプラス我が国の平和及び安全並びに公の秩序とするくらいが良かったんじゃないかな まあ、改憲草案の条文内容を今更議論しても仕方ないのはそう >>109
その言い分本当に信じるの?
現行の憲法では人権同士の衝突以外で人権が制限されることは無いんだけど公益や公の秩序って言葉にすると制限の範囲が大きくなるよ? とはいえ、「公共の福祉」の持つ意味のうち自民党が「公益」で言い換えたかったであろう部分をうまく言い表す言葉が見出せず結局公共の福祉に戻らざるを得ない気がするあたり、なんだかんだ言って公共の福祉概念も一定の妥当性は有していたんだなと思う 最初の憲法草案がパンチ効きすぎて自民党の改憲に信用がないのはあるな >>113
どうせ没にしたならしばらく引っ込めたらいいのにね
石破ちゃんへの配慮かな? >>112
一元的内在制約説を杓子定規にとるかどうかの話だと思う
理論としては綺麗だと思うし、まあ戦後憲法学が憲法の条文の隙間をできるだけ権利擁護的に寄せる形で(条文から多少離れつつ)解釈してきた成果だと思うけれど、逆説的ながらただ理論としての綺麗さを突き詰めただけになっていて限界基準が内在的に示されておらず、説明がつくならなんでもありになっている
その点、公共の福祉概念を細分化してより明確な定義を置く方が現実への適用には合っていると思うし、更に理想を言えば、一般規定だけでなく人権条項ごとに規制可能な例外事由を書き込むべきなんだよな 「welfare」を「福祉」って直訳したからわかりづらくなったんかね? そもそも軍隊を持つなってのが重大な主権侵害だから無効なんだわ ちなみに、実害という観点で言うと「平和及び安全」とか「公の秩序」とかは実際の法律でも結構使われていて、現実問題それらが法令違憲になることはないであろうことを踏まえると、この文言を使うことで拡張として批判する意味は薄いんだよね
実際の適用が逸脱していれば、それは単に適用違憲であり違法という話になるだけなので、現状を追認しつつ、一元的内在制約説の(規制の理屈付としても新たな人権の理屈付としても)融通無碍な建付であると憲法を条文から乖離した解釈論で理解してしまう無茶に概念明確化によるストッパーをかけることができるという意味では悪くないと思ってる
学説的には一元的内在制約説は綺麗な世界なので、それを壊してしまうのは嫌がる人も多いとは思うけどね >>118
基本的人権の侵害でもある
人権人権言ってる人達がこの軍隊によって守られるという人権は無視するのが人権を大事にしてる自分的には許せん >>117
それはありそうだけれど、公共の福祉概念の曖昧さは条文そのものもそうだけれどその後の憲法学の解釈に起因するところもあるので制定当時の言葉の厳格さをそこまで詰めても仕方ないのかもしれない
そもそも人権を一律のものではなくグラデーションあるものと(条文上はどこにも書いていないのに)解釈し始めつつ、かつ権利擁護の観点から一元的外在制約説を嫌がり、しかもただでさえ両立し難いその2つを条文の改正なしに解釈のみで両立しようとしたのが諸悪の根源な気はしてる
ちゃんと解釈の発展に伴い条文を改正していくべきだったんだと思うんだけどね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています