■暴言や主張繰り返し

「クマを殺すなら、お前も死んでしまえ」「お前らみたいな能力のないやつがなぜ県庁で働いているんだ」

美郷町の畳店の作業小屋に居座ったクマの親子3頭が5日に駆除された後、県自然保護課にかかってきた電話の一部だ。
職員への暴言のほか、同じ主張を一方的に繰り返す内容もあった。

同課では件数を集計していないが、翌6日からの1週間、担当の鳥獣保護管理チームの電話5台は鳴りっぱなしの状態に。再びクマが市街地に現れ、住民に危害を加えることを防ぐ措置だったが、電話は「クマがかわいそう」と駆除に反対する内容がほとんどで、県外在住者が目立った。

読売新聞 2023/10/28 07:50
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231027-OYT1T50373/