エスカレーターでの事故を防ぐため、歩かず立ち止まって乗ることを利用者に義務付ける条例が10月1日、名古屋市で施行される。罰則はなく、安全な利用を促すのが狙い。同様の条例は2021年に埼玉県が施行しており、都道府県と政令市では全国2例目。


 条例では「利用者は右側か左側かを問わず、エスカレーターの階段上に立ち止まらなければならない」と明記。こうした利用の周知を設置施設の管理者に義務付けたほか、市長が管理者に必要な指導、助言ができるようにした。


 市は、市営地下鉄の駅エスカレーターの階段に「歩かない」と記して注意喚起するなどキャンペーンを展開している。

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