ハルヒ「スクリプトってやつムカつくわね!」
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ある日、いつものように俺は古泉と将棋を指していた。朝比奈さんはお茶の調合を頑張っているし、長門もいつも通り本を読んでいた。
ハルヒはというと、ネットサーフィンをしていた。
その瞬間、ハルヒは唐突に怒り始めた!
ハルヒ「何なのよ!こいつら!!」 キョン「ど、どうしたんだ?」
ハルヒ「どうもこうもないわよ!あたしの作ったスレを荒らすのよこいつら!」
長門「スクリプトとは…簡単に言えば自動で書き込むソフトのこと。」
古泉「スレにあらしが来たときは、別のスレをたてると良いでしょう。」 ハルヒ「せっかくこんなにレスが来たのに!」
古泉「では>>を使うと良いでしょう。これならある程度会話がしやすくなるハズです。」
ハルヒ「そうは言っても…他の人が会話に入りにくくなるんじゃない?」
ハルヒ「みくるちゃんはどう思う?」
みくる「え、ええっ?あたしですか?ええっと…荒らしの少ないマイナーな板なら荒らしは少ないんじゃないでしょうか?」 ハルヒ「みくるちゃん…?人が少ない板なんて誰も来てくれないじゃない?!」
長門「2ch等掲示板サイトはもう末期。」
ハルヒ「有希!?そんな悲しいこと言わないでよ!」
古泉「…すみません。バイトに行ってきます…」 キョン「でもわからないな。」
ハルヒ「何がわからないのよ?」
キョン「なんで荒らしなんかする奴がいるんだ?」
みくる「誰も荒さなかったら皆仲良くできるのに…荒らしは悲しみしか生まないと思います!」
ハルヒ「荒らしがこなかったら仲良くいられるかどうかはわからないけど…」
ハルヒ「でもそうね、なんでスクリプトなんているのかしら?」 長門「掲示板サイトでの荒らしの主な原因はストレス発散や売名、匿名故に気が大きくなっている等の要因があげられる。」
みくる「荒らしの人たちは荒らしをすることでストレス発散になっているんですか?」
長門「他の人がイラつくことで快感を覚える。」
ハルヒ「なんて酷い奴なの!?あたしが心根を叩き直してやりたいわ!」 キョン「でも、掲示板には運営がいるハズだろ?対策がとられているんじゃないか?」
ハルヒ「そうでもないのよ!スクリプトは今も掲示板にのさばっているわ!」
キョン「それは酷いな…ひろゆきは何をしているんだ…」
ハルヒ「ひろゆきはもう管理者じゃないわよ?」
キョン「!?」 ハルヒ「でも…キョンの言うとおりね。運営が無能なのがいけないわね。国際電話でイタ電してやろうかしら?」
キョン「今の管理者は誰なんだ?」
ハルヒ「今の2chの管理者はアメリカ人のロン=ワトキンスよ。」
キョン「そうか。ってハルヒ何してるんだ?」
ハルヒ「勿論イタ電よ?」
キョン「イタ電なんてやめろ。もっといい解決方法があるハズだ。」 キョン「長門、どうすればスクリプトをなくすことができる?」
長門「不可能。スクリプトはどんな人でも簡単に手をだせる。」
ハルヒ「スクリプト対策は個人では難しいのね…じゃあどうすればいいの?」
長門「代替手段を使うことを推奨する。」
ハルヒ「あたしは掲示板がいいのよ!」
キョン「ハルヒ、今日は掲示板は諦めて、明日対策を考えよう。」
ハルヒ「しょうがないわね…」 その夜
prrrrrrr
古泉「起きてください!閉鎖空間に行きますよ。」
キョン「なんでだよ…」
古泉「いつものところに待ってます。」 古泉「ここが今日の閉鎖空間です。」
キョン「あそこにいる縄で巻かれた人たちは誰なんだ…?」
古泉「…荒らしです。」
キョン「荒らし?」
古泉「そうです。涼宮さんのスレを荒らした人たちが全員ここに集められています。」
荒らし「ぎゃあああああ」
キョン「!?どうしたんだ?」 荒らし「た、助けてくれぇ…」
ハルヒ「許さないわよ!あたしの作った神聖かつ不可侵なスレを荒らすなんて!」ボコボコ
荒らし「ぐわああぁぁ」
キョン「ハ、ハルヒ?何をしてるんだ?」
古泉「あれは涼宮さんの無意識です。涼宮さんは荒らしが相当許せなかったんでしょうね」 キョン「ハ、ハルヒ!」
ハルヒ「あら、キョンに古泉くん。閉鎖空間まで何しに来たの?」
キョン「ハルヒ、閉鎖空間を知ってるのか?」
ハルヒ「そりゃ、あたしは無意識だから。」
キョン「それで、ハルヒ。お前は何してるんだ?」
ハルヒ「見たとおり拷問よ。こいつらはあたしのスレを荒らしたからね。」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています