1、日本は昨年のワールドカップ・グループリーグでドイツとスペインを倒したが、
試合内容は劣勢だった。しかし、今回は内容でもドイツを圧倒した。

2、ブラジルのメディアと国民は、ワールドカップで優勝した実績がある国しか強豪と認めない。
日本はワールドカップを制覇していないが、昨年のワールドカップ以来、
ドイツ、スペイン、再びドイツと、元世界王者と3戦して全勝だ。

3、2014年ワールドカップ準決勝で1−7という歴史的大敗を喫して以来、
ドイツはブラジルにとって因縁の相手。
その仇敵に連勝した日本は、国際Aマッチにおけるドイツとの対戦成績を2勝1分け1敗と勝ち越した。

試合を中継したブラジルのテレビのアナウンサーは、日本が得点を挙げるたびに大興奮。
終了のホイッスルが吹かれると、「日本がドイツを粉砕した!」と絶叫した。

ブラジル国民は、
「2014年ワールドカップで味わった屈辱を払拭するには、同じワールドカップの舞台で7−1か
それ以上のスコアでドイツを叩きのめすしかない」と考えている。

一部のブラジルメディアは「すでに日本は世界のどの強豪とも互角に戦える段階に達しつつある。
セレソンに対してもコンプレックスを捨てて戦えば、勝利を収めるのは時間の問題」と警戒する。