これまでの裁判で、青葉被告は自分の小説が京アニに盗まれたと主張していた。そして、無関係の社員らを狙った理由については、「『盗作を知らなかった』のは知る努力を怠っていたのであり、全員が同罪だ」と発言していた。

取材班では初公判から傍聴取材を続ける中、一般感覚として、この身勝手な発言には怒りにも似た感情を抱いていた。これに切り込んだのが、別の裁判員の男性だった。

男性の裁判員②「京アニの従業員の方々は、各部署で専門が違っていて、違う部署だと(盗作の)内容を知らない方もたくさんいたと思うが、そのことは青葉被告自身は知ろうとはしなかったのか」
青葉被告「・・・(20秒ほど沈黙。首をかしげながら)知ろうとしなかった部分はあります」

男性の裁判員②「青葉被告が知ろうとしなかったことは罪にはならないのか」
青葉被告「至らない部分で、努力が必要な部分だと思います」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/742145?page=4